しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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宮沢賢治 本当のさいわいをねがった童話作家



【送料無料】宮沢賢治

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価格:2,625円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
宮沢賢治の生涯を黒井健が叙情あふれる絵本にしました。

文章は西本鶏介さん
絵は黒井健さん
出版社はミネルヴァ書房です。

宮沢賢治さんはカテゴリあり。
黒井健さんは最近たんまりご紹介中。
サイドバーの検索結果がこちらになります。


原画展に行ったときはこの本まだ出ていなかったんですよ。
というくらいほやほやの新刊でございます。
図書館向けの調べ物系児童書、ってことでちょっとお高い価格設定でございます。

この本を読んでみて、けっこうおもしろかったので
ほうほう、いいかも♪
と思いまして、シリーズの他の本を読みましたらば…
むむむ…
フツーの小学生向け伝記で「こういうのわかりやすいよね」的なフンイキ。

全部読んだわけではないですけども。

ってことで
なんでこの本がダントツにいいわけ?

つらつら考えますに

宮沢賢治という人は
「きれいごと」がよく似合う人なんですね、きっと。

悪い意味じゃなくてね。

この人の特徴が「理想主義」であり
己の理想に向かってまっしぐらに進んでいった人で
そのために身体をこわし、最終的にはお亡くなりになったわけですが
それもやむなし、みたいな必死さ。

詩にも童話にもそれがあらわれてるんですよね。
ちと、いや、かなり潔癖なところとか
その裏返しでけっこうえぐい作品書いてみたりとか。
そんでまた
えぐくても泥臭くないつーかやっぱり神経質っぽい雰囲気だったりね。

そういう
ヒトっぽくない性質や生き方が
彼の童話とリンクして
さらに人物を魅力的に感じさせるという。

現実として
ご家族なんかは大変だったと思うんですが。
(だって長男なのにこの生き方って、当時は世間の風当たりもきつかったんじゃないのかしらん★)
ワタシの身近にこういう人がいたら
求道的な生き方もほどほどにして、現実、地に足をつけながら理想を追求しようよ
って、説教まではいかずとも一声かけたくなるような現実離れしたストイックさですわ。

それを読みやすい形の文章にまとめて
黒井健さんのほわっとしつつ重みもある挿絵をつけて
資料や写真もあってオールカラーという
宮沢賢治入門書にはいいカンジの1冊となっております。

宮沢賢治フリークって、小学校中学年くらいから始まりますからね。
そういうときに「どんな人なの?」ってなって
この手のわかりやすい本に遭遇できたら
また童話に戻ったときの手ごたえも違うんじゃないかしら?と。

大人になったら大人の楽しみ方
子どものうちは子どもの楽しみ方
そんな作品を書いた
大きな子ども、大いなる子ども
宮沢賢治の
人生にちょっと触れてみることができるビジュアル系の伝記なのでありました。





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2012.05.21 23:32
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