しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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『秘密の花園』ノート

あなどれません、岩波ブックレット!


内容(「BOOK」データベースより)
誰からも愛されることなく、「ひねくれて」育ったメアリは、荒涼としたムアに建つ屋敷で、うち捨てられた「庭」に出会った。彼女は、従兄弟のコリン、友人ディコンとともにその「庭」を美しい「花園」へと甦らせていく…。作家梨木香歩が「庭」とともにたくましく甦る生命のプロセスに寄り添い、名作の世界を案内する。

ということで、梨木香歩さんが書いた「秘密の花園」レビューです。

「秘密の花園」のワタシの紹介記事はこちら

梨木香歩さんの作品は
蟹塚縁起
マジョモリ
りかさん
を紹介しています。


過去に数冊読んだことのある岩波ブックレット。
薄いし表紙もなんともそっけない。同人誌でももうちょっと飾り気ありますよ、と思うんだけれども★
まー、安いんですけどね、その分。

で、味気ないパッケージの中身はというと
素晴らしいんだからなんかやんなっちゃいますw
上質の焼き菓子、ただしデコレーションどころかオシャレな模様すら拒否!みたいな?
こんなにステキなら飾ってもいいんじゃね?くらい思っちゃいましたよ。

どうせなら梨木さん、こんなふうな児童文学レビュー
(いや、この際児童文学に限らなくてもいいっす、もう本のレビューならば。
ジェーン・オースティンの作品とかだったらさらにうれしいけどさ~♪)
いくつか書いて、ハードカバーでもソフトカバーでもいいから
華奢できれいな表紙絵つけて単行本化しませんかねぇ。
つるバラの線画に囲まれたクリーム色の表紙とかきれいかも…

妄想が暴走しております。ほほ。

なんでこんなに妄想が暴走するかって
そりゃ、内容が素晴らしいのにこりゃないだろってパッケージなんですけどもね(しつこいw)。
いやでもホントにいいんですよ~。

物語の流れに合わせて、抜粋をふんだんに入れて
丁寧にほぐすように隠れがちな部分にスポットをあてるようにつづられた紹介文。
気づいている人は「そうそう」とか「そうかしらん?」とか思いつつ、同じ視線の先がうれしいし
気づいていなければ「そうだったっけ?」と思いだしたり、ことによっては本を取り出し読みなおしたり。
書かれている内容が丁寧であれば、読み直しも丁寧になりそう。
ああ、こんなふうに紹介できるようになりたい!

憧れたらたらになるので
少しつつしまなくちゃですね★

秘密の花園って、バーネットの作品の中でも
入りこむ人はグッと引きこまれてしまう
吸引力の高い作品だと思うんですね。
ただ、これだけ有名な作品なだけに
プロの作家さんが正面切ってまとまったページ数で書ききるというのは
企画的な決断も必要だったと思います。
岩波ブックレットの編集さんの着眼点も取り上げなくちゃ片手落ちか?

文庫でもなく文芸書でもなく、ましてや書店が置きにくい(扱いが買取なのだ★)岩波書店の本ですが
もしどこかでお見かけになったら、ぜひお手にとって読んでみてください。
梨木さん、秘密の花園のどちらかが好き、もしくは気になるという方に
絶賛おススメいたします!
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2012.05.30 04:24
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