しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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シンデレラ 東逸子・絵

本の紹介の前に…

先週ジョン・ハリソンの絵本にコメントを下さった方、ありがとうございました!
とても励みになります^^
ちょっと時間がたちましたが、見にきてくださることを願って
こちらでお礼を言わせてください♪


ハイ、では本日の紹介、まいります

【送料無料】シンデレラ

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価格:1,890円(税込、送料別)


ぺロー原作
東逸子絵
ミキハウスの絵本です。

シンデレラの絵本は
インノチェンティ挿絵のもの
グリムが原作で北見葉胡作のもの

過去に紹介しています。

東さんの絵、好きなんですよ~。
なのになんで作品を今まで紹介してなかったんだろ?

シンデレラを書いてらっしゃるのを知ったのはつい最近。
絵本自体は1987年に出版されているのにねぇ★
もう二十歳を過ぎた立派な『成人名作絵本』ではないですか。

ちなみにこの本の原作はグリムではなくぺロー。
一番大きな違いは、継母さんとお姉さんたちは靴に足が入らなくてもサクッとあきらめてしまうとこ、かなw
ぺローは物語に教訓をつける道徳的な書きかたをしている方のせいか
ヤバいと思ったらとっととあやまったり、それをハイハイと許したりと
全体的にサッパリした感じですね。

ちょっと「ん?」と思ったのは
名付け親の仙女の扱い。
シンデレラが泣いてるところにあらわれて望みをかなえるのはいいとして
ぺローのつけた最後の教訓で「仙女がシンデレラにいろいろ教えて育てたのでとうとうお后さまになりました」って
そんなシーン、いっこも出てきてませんけどー!
なんかとってつけてません~?
もっというと、シンデレラは際立って気立てのいい娘だそうですが
舞踏会から帰ってきた姉たちにとぼけてかまをかけたり
意地悪を誘うようなお願をワザともちかけたりと
けっこうしたたかですよ~w

とかいう意地悪なツッコミはこのへんにしておいて
絵の話に移りましょうかw

ふだんこの手の乱暴なことはあまり書かないようにしていますが
この本はもう表紙で決め!でいいくらい
ジャケ買いOK!というか思いきりおススメ。
好みかそうでないかはたぶんパッとわかると思います。

かわいいタイプのシンデレラを求める人は「大人っぽすぎない?」と抵抗を感じるでしょうし
端正で美しい絵がお好みの方はたとえ色調がくらいと思っても強烈に惹かれるはず。
「ビビビッ!」とアンテナに触れるか触れないか
表紙のみでも判断できると思われます。


表紙を見てもわかると思いますが
使用している紙が特徴的でして
地がかなり凸凹していてしわ加工っぽくなっていまして。

このおかげで立体的に見えるというか
凸凹がわからないくらいしっかり塗り込んだメイン部分(おもにシンデレラ)と
地のしわがあらわれることで少しフォーカスがかかったように見えるその他の部分の
メリハリがハッキリしています。
シンデレラはつねに光り輝いていてゴージャスですよ~♪

さらに
光といえば2種類描き分けられています。

ひとつは人工的な夜の灯り。
ろうそくだったりカンテラだったりの炎の光なので黄色みがかっています。
そして、夜なのでやっぱりうっすり暗いんですよね。

それに対して仙女の魔法による光は
発行色というかキラキラしくて銀色もしくは白金。
細かい粒が舞っていて
そう、まさに少女マンガのキラキラそのものです。
フルカラーでこの輝きを見せられるとうっとりしますよ~。
夜の馬車のドライブの美しいこと!

シンデレラの衣裳は
もちろん魔法のキラキラで包まれていますが
舞踏会の会場に入ると室内の光で照らされるわけで
生地の色が違って見えたりなどの繊細さは
くどくど解説するよりも実物見てくださ~い!ってくらいの描き分けられかた。
もっというと室内でも場面によって光り具合が変わってりしてますからね。
繰り返し読んでてもこの見くらべなどしていると、ホント飽きないです。

ぺローの物語の完訳なので
文章量はそれなりにありますが
絵もかなり大人っぽいので
釣り合い的にはとれているんじゃないかしら。

女の子で、かわいい趣味より大人っぽいきれいなものが好きなタイプ、ってわかっているなら
プレゼントにあげるのもいいでしょうね。
きっと喜ばれ
長く楽しんでいただける1冊になることでしょう。
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