しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユリエルとグレン ・その2

昨日の紹介はこちら







【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ヴァンパイアに襲われ日常を奪われたグレンとユリエルの兄弟は、旅の途中、ある村で起きた事件の調査を担うことになる。ヴァンパイアの伝承が残るその村では、4人の少女が謎の死を遂げていた-。12歳のまま成長を止めてしまった兄、グレン。“無限の血”を持つ弟、ユリエル。ヴァンパイアに襲われた悲運の兄弟の、新たな旅が始まる-。第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。

文章は石川宏千花さん。

絵は藤田香さん。
出版社は講談社です。


表紙絵がラノベ風なのに、中身はけっこうちゃんと児童書のファンタジーでして
主人公兄弟は、自分たちの置かれた逆境に負けず
その中でより良い生き方を目指す…という
けなげで真摯なふたりなのでございます。

まっとうで面白かったです、以上!でもいいような作品のような気もするんですが
それではさすがにアレなので
も少しいろいろ書いてみましょうか。

えっと、画像を見るとおわかりになるかもですが
もしかすると、これによって一部の児童書愛好家さんは
「ラノベなんじゃね?」と敬遠するかもな
キレーな主人公兄弟の表紙です。
ちゃんと児童書でファンタジーですよん♪と太鼓判。
ワタシ個人ではもっと中にもこういうイラスト入れて
ラノベ風で見せて!っと思ってますけどねww

ストーリー的にも
途中で方向転換的な部分があるのですが
ぶれないように
こういう考え方に変わり、軌道修正することになりました
みたいな内面の変化を自然に語らせる場面をちゃんと作っていたり
新しい登場人物がわわっと増えると
キャラの区別がちゃんとつくように、彼らに自分語りをさせてみたり。
わりにきめ細かいんですよ。
(といいつつ、そのうちの一人はグレンに対しての違和感をいつ拭ったのか…が
はっきりあらわされていず、なんかなし崩しに『仲間』になっちゃってたりして
そこはなんかもすこしちゃんと書きこんでいただきたかったとか思いますけどね)

藤田さんの絵がとってもイメージ膨らませてくれるのと
こういうファンタジーってたぶん読者層の幅が広いと思われますので
コミカライズされてくんないかなーっと思いました。
掲載誌はASUKAあたり?
WINGSとかボニ―タもアリかしらん♪
な~んて妄想しちゃったり。

石川さんは、青い鳥文庫から何作か作品が出ていますが
そちらは小学生が主人公なので
もうちょっと下の年齢向きですね。

ユリエルとグレンは中学生から上で、大人でもファンタジー好きなら
まあまあ楽しめると思います。
表紙でドキッとした方
ヴァンパイアもののファンタジーが好きな方
おすすめします^^




関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://honwagohan.blog19.fc2.com/tb.php/1099-85a068de
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。