しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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京都ゲイタン物語

なんかいい感じです~♪



【楽天ブックスよりコピペの内容紹介】
美大に進学し女子寮に入ったユキコ。アートかぶれの強烈な仲間ばかりで、セルフヌード騒動やバブル合コンなど刺激的な日々が続く

著者は大原由軌子さん。
出版社は文藝春秋です。

大原さんのコミック、好きでけっこう読んでいるんですが
児童書系ではないので、ここで紹介するにはちょいっとズレてるかな~?と思ってましたらば
こういうコミックも出てたんだ!と
発見したてでご紹介です。


ストーリーの始まりは主人公・ユキコちゃん中3のころ。
勉強嫌いがどれくらい嫌いかって…
描写がスゴイ★

中3といえば、公立の場合、人生初めての受験。
こんなに勉強が嫌いでどうするの?
って
このお宅、お母さまが素晴らしかったのです!

「自宅で塾を開き 毎年たくさんの 受験生を 見てきた母は
自分の娘が “勉強”では 勝負にならない ことを 見抜いていた」

ということで用意していたのが
デザイン科のある2つ隣の市の高校のパンフレット。

推薦で無事入学。片道2時間かけて通学。
課題があって睡眠不足でも楽しく過ごします。

そして大学受験を考える時期。
またもや候補のパンフレットを出すお母さま。
(高校セレクトのときも大学セレクトのときも
「こうしなさい」ではなく
娘に向いているであろう学校をサクッと出し
「どうする?」って聞けるお母さま
非常~~~にカッコイイですよ、ホント!)

その中からユキコちゃん、即決!
京都にある美術短大を推薦受験、合格w


京都の「ゲイタン」そして女子寮での暮らしが始まるわけです。

ときはバブル時代
芸術家を目指す卵たち。
そりゃあもう、濃い濃いw

4コママンガ風のサラッとした絵で描かれているので
読みやすいですが
リアルで見てみたかった気がする
ディスコで踊る芸子さんとか
現実、そうとうキランキランと質素~のギャップがすごかったのではと
勝手に推測。

そのカオスも含めて
時代だったんでしょうね。

てな
昔話は自分と年代が近いための寄り道でして

ここで紹介したいなと思ったのは
ゲイタンの就職ガイダンスでユキコちゃんがブックデザイナーさんの話に感銘を受ける場面なんです。
(前フリ長すぎましたね。ごめんなさい…★)

学校で勉強しながら感じてた
「今まで自分の 欠点でしかないと 思っていたことが
プラスに なるかもしれない 仕事であることが わかったのは
とてつもなく 大きなことだった」
という主観の転換点を迎えて
就職を自分で決めるんです。

お母さまに教えてもらうことなく
自力で知って選んだ初めての道
これもすごく大きな転機ですが
それを報告する彼女には全然気負いがなくて
なんかいいな~っと思うんですよ。

そして
仕事を始めてからも
大変なこと、いっぱいあったと思うんですけど

「もちろん これから先――
行き詰る ことや
壁に当たる こともある だろうけど
そうなったら また
その時の自分に 一番だと思う 選択を
自分自身で すればいい」

っていう考え方に自然となっているんですよね。
きっと後悔の少ない人生を送れるんだろうな~っと
感じ入りました。

周囲の環境とか、時代とか
もちろん彼女にとっての追い風な部分もあったとは思いますが
そのときそのときの
人や周りとのかかわりを大事にして
今できることを真剣にやる
その積み重ねと
受け入れる素直さが
満足できる生活を作っていくんじゃないしらん
と思わせてくれる
あったかい作品でした。

どうもありがとう♪
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