しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

神去なあなあ日常

森の木つながりで1冊♪
一応小説にカテゴライズしましたが、けっこうYAかも?


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

文章は三浦しをんさん
出版社は徳間書店です。

しをんさんの作品は
ふむふむ おしえて、お仕事
を過去記事で紹介しています。


しをんさんの本はわりと好きです。
といっても片っ端から読むというほどではなくてスミマセン、なんですが。

この『神去』は面白そうだなーっと思っていつつ
まだ手を出していませんでした。

んで、読んでみたらば
しをんさんらしい「この仕事、おもしろいよ」がたくさん詰まっている
まー、職業紹介みたいなのも兼ねてる作品でした。

高校卒業して放り出されるような就職という設定がどれくらいリアルなの?とか
半年近く連絡取らない(連絡先を教えても相手からのリアクションがなにもない)地元の友達に関して
すごい冷めた感覚だったりと
ツッコミどころはあったりしますが
ホントのとこ
主役は勇気くんというよりも
神去の山であり、林業という仕事だと思うので
まー、やむなしかもですね。

長いスパンで、毎日積み重ねる林業という仕事は
地味だけれども自然のすごさが感じられる
ステキな仕事なんだよーというのが
よく伝わる小説です。

それにしてもしをんさんは
「男の世界」って感じのお仕事好きみたいですね。
『仏果を得ず』も文楽という男性の仕事だったし、面白かったなぁ。

山の面白さと、神秘がたっぷりこめられていて
「山ならそんなのこともあるかもしれない」と
登場人物が何度も言いますが
たしかにそうなのかもなーと。

小説に書かれていない危険なことも
もちろんあるでしょうし
こんなに人里離れたところでの暮らしがずーっと続くと
「自然大好き!」みたいなテンションだけでは過ごせなかったりもするでしょうから
リアルさというよりも
林業のエッセンスをこの小説から感じとる、というのが正しい読みかたなのかも?

もっと読みたい気にもなりますが
続編で勇気くんのその後、というより
周囲の人々のスピンオフやサイドストーリーなど読んで
もっと神去の世界を広げたいなーっと感じました。

寒い時期にあったかい布団にくるまって読むのがおススメな作品です。
これからの夜長にどうぞ♪

関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://honwagohan.blog19.fc2.com/tb.php/1142-a123b5b8
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。