しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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なんでもふたつ

のんびりした絵だな~
と思って読んでみましたらばw


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ハクタクじいさんがにわをたがやしていると、しんちゅうでできたかめがでてきました。これは、なかにいれたものがなんでもふたつになるまほうのかめでした。おおよろこびのおじいさん。ところが…!中国のむかしばなしをもとにした、とってもゆかいなおはなしです。

著者はリリー・トイ・ホン
出版社は評論社です。


ほのぼのした味わいの物語かと思いきや、展開が非常に出たとこ任せというか
え、アリなの?って流れでした。
これが中国テイストなの?(笑)

内容情報にあるあらすじのところまでは
昔話で割によくあるタイプかなと思うんですが
この後が笑える!

以下ネタばれですので
いちおう反転で読めるようにしてみましたw

なんでも増やせるんだよね。じゃあお金を増やそうよ←コレはわかる
そうやっているうちに勢いあまっておばあさんがかめに入ってしまいふたりに増える←昔話にはあるパターンですな
おじいさんとおばあさんがもめているうちにおじいさんもよろけてかめに。増える←うん、まあね…
ふたりずつになったんだからいいじゃないですか。かめでなんでもふやせるんだから困ることなんぞありませんよ←お、おう…?
なにもかもふたつにふやして仲よく暮らす二組。近所の人は「おおがねもちになったから、なんでもふたつにしたんだな。じぶんたちまでも!」←!!! この感想って…★


なんかねー
最後でいきなり脱力しますよw
(そういえば、かめで増えたわけではないけど「妻がある日いきなりふたりに増えていた」っていう話が
杉浦日向子の『百物語』のなかにありましたが、あれも奇妙な話でしたわ)
ご近所のひとたちのこのゆるさはナンダ!?

日本だったら、このご夫婦が信心深いなんていうオプション設定がつきそうだし
ヨーロッパだったら、お金持ちになったのを怪しんでご近所の人が詮索しに来たりしそう。
どっちもなくて
普通の貧しい夫婦にふってわいた幸運がそのまま続いちゃうって
なかなかの棚ボタ。そしてそれがOKなのね~。

マジメな人は「なによ、これ」ってちょっとムッとするかも。
宝くじ当たった、幸せに暮らした、めでたしめでたしみたいな展開ですからねえ。
でもね、この絵に免じて許して下さい。
毒気がないというか、まあまあいいでしょって感じの
ほわほわしたムードの挿絵です。
色遣いも淡色系で、現実味とか風刺色がまるで感じられない。
みんなまるまるしていて、貧乏ムードも希薄なら
怒っていてもどっかユーモラスであざとさを感じないんですね。

もう気に入って気に入って!というディープな愛好者はあまりいないかもですが
読んだ人は「あのゆるい本ね~」っていってニヤッと笑うんじゃないかしら。
そんな感じでお茶受けによさそうな本でした(^皿^)
とっぴんぱらりのぷう♪


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