しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

11人いる! ※追記あり

今週金曜17日にオトナまんが会だというのに、まだお題本を紹介していませんでしたw
マンスリーとお題本の作家をいっしょにしたのは何のためだ!?
ってことで、あわててご紹介でっす♪


出版社からのコメント
宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。

※17日にまったりとオトナまんが会で語りました。楽しかったん♪
そのときのまとめはこちらです~→ http://togetter.com/li/504575

今買えるのはたぶん↑の文庫本なんですが
この解説を中島らもさんが書いてらっしゃいまして
それが笑える少年時代のエッセイをからめつつ作品紹介になっています。
なんとも秀逸!
この方って演劇だけじゃなくマンガ読みでもあったのかしらん?

そして珍しく文庫本の表紙にも言及しますと
けっこう後に描かれたんでしょうね
タッチが作品と微妙に違っていまして
そこがイイ!という
珍しいマッチングです。
(個人的にはフロルが男性っぽく見えるのがツボ♪)

作品は、ですね。
まず本編のほうは、とっても正統派!のスペース・オペラです。
宇宙船に乗りこむ入学試験。なんて楽しすぎる設定♪
しかも
当然ながらいろんな星系の人たちがいます。
みな人型ではありますが
その内訳はさまざま。
キャラの描き分けって、大人数だと大変でしょうけれど
こういう設定だと枠が緩くなるので
多少やりやすかったのでは?なーんて思ったり。

そんでもって、らもさんも書いてらっしゃいますが
なんたってすてきなのはフロルベリチェリ・フロル!
美形かつ
萩尾さん作品の主要キャラにしてはわりと珍しいかも?な屈託のない、すなおーに明るいタイプ。
「この娘売ります!」のドミにちょっと近いかしらん。
主役のタダも
生真面目ではありますが深刻になりすぎるわけではなく、どちらかというと楽天的な方ですので
物語全体のトーンが軽め、明るめですね。
このあたり、続編との大きな違いかも…です。
あちらは同じキャラを動かしつつも、星の情勢などがからんできて
けっこうディープな展開になっていますので。

ところで、この本作を
どうやってあらわそうかしらん?というところで
ふと手が止まってしまいました★

続編はもうね、しっかり『シリアス』でイイと思うのですよ。
でも本編は…?

要素はあるけどコメディではないし
シリアスな場面もちゃんとあるけど、重たいわけではなく
宇宙要素あり、ESP要素あり、性別や遺伝子に関する要素あり、
ミステリ要素あり、恋愛要素あり、意外性もたっぷりありで
ようするにてんこもりなんですが、ごちゃついていない。

「面白い」以外にどう表現すればいいのさ!?
これだけの要素が盛り盛りだと
バランスがイイ、とかいうレベルの話でもないしなー。
なんだかストーリーとはあまり関係ないところで困惑してしまいましたw


結びつけにくい要素をすべてしっかり入れ込みつつ
全て並列に面白い稀有な作品、ということでいかがでしょうか。

これはぜひ
文庫でご購入いただき
本編、続編、番外編の全てをお楽しみいただきたい1冊です。

今回は本編のご紹介にて失礼。
続編&番外編は後日あらためてレビューするかも?しないかも?です。
(続編はともかく、番外編のレビューがしたいので保留で~す^^)

関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://honwagohan.blog19.fc2.com/tb.php/1294-914328e9
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。