しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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銀の三角

はい、萩尾望都マンスリー、第2冊目は↓です。

【送料無料】銀の三角 [ 萩尾望都 ]

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価格:650円(税込、送料込)



なぜに内容説明が楽天でもAmazonでも見つからないのじゃろうか★
ということで、以下はコミックスカバー折り返しにある文章です。
「ラグトーリンの歌をお聞き
闇に包まれ 光と共に消えた
麗しの星――≪銀の三角≫
遥かなる時 悲しくも美しい物語を
金銀の 四角 三角 無限書く
美しく狂った 夢狩りの華麗な夢を」

萩尾都望作品は
今月の記事
およびサイドバーでの検索をしていただけますと
大変嬉しゅうございます♪


画像リンクは文庫本ですが
ワタシが持っているのは早川書房から出ていたコミックスです。
購入時すでに古本でしたが
この版は著者のあとがきというか解説が載っているのと
ちょっと特殊な版型がたまらなく好きだったんですねー。

萩尾さんのSFは
「11人いる!」みたいにスペースオペラのSFもありますが
この「銀の三角」や「マージナル」みたいに
テクノロジー文明と遊牧的、もしくは古代の世界がリンクしているタイプのものもあり
甲乙つけがたい面白さです。

そして、銀の三角はかなり複雑な入れ子構造のSFですが
プロローグの物語がもうメチャメチャ好きでして
このストーリーのためにコミックスを買ったと言っても過言ではありません。
(著者の解説にプロローグを思いついたいきさつも書いてあります)
ああでも、その次のチグリスとユーフラテスの物語も好きだわぁ♡

音楽のことを描いたマンガではないのですが
ストーリー上、音楽が重要な構成要素になっています。
マンガは絵で表現するというのに
なめらかな音が聞こえてくるような絵柄というか誌面構成というか。
しかもクラシックなどの実際の音楽ではなく
おそらく架空の民族楽器を弾いて語る歌が
聴こえるようなのですから
それはもう惹きこまれてしまうというものです。

時間も空間も絡み合い干渉しあい
もつれきっているのですが
解いてしまうと結び目だったはずの存在がいなくなってしまい
なんともぽっかりとした哀しさが
その存在の輪郭のように縁取っているのですね。

魅力的なキャラクターも多数存在しますし
不思議な民族とその歴史も語られ
そこから派生しよじれてしまったしこりと
それを解きほぐすための数々の仕掛けもあります。

こんなややこしい物語を作れるというのは
いったいどんな思考回路の方なのかしらと
文章で表わそうとするときにはいぶかってしまうのですが
内容を確認しようと読みだすと
そんなことはすべて飛んでしまい
作品の中にトリップせざるを得ないという…

いやはや大変な作品でございます。
ワタシの紹介では、よけいややこしく感じられてしまうかもしれませんが
面白いことだけはお墨付きですので
未読の方はぜひご一読ください。




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