しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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いのり 聖なる場所

むふふ、やっと思想・哲学系の本がご紹介できますわ♪


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
どこかで、だれかが、いのっている。28の聖なる場所を美しいペーパークラフトで再現!ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教…さあ、絵本をひらいて、世界各地の‘いのり’の声に耳をかたむけてください-。

文章はフィリモン・スタージス
絵はジャイルズ・ラロッシュ
出版社は光村教育図書です。

すごい濃い内容のため、
読んだ後すぐに紹介できなくて、しばらく寝かせておりましたw


日本人は神社に参拝、クリスマスにお祝いと
よくいえばおおらかで、悪くいえば節操のない民族なので
宗教心とか信仰心が海外の国とはかなり違うんですよね。アニミズムに近くて
「は?神様?いるよ、当たり前でしょ」みたいなw
なので祈りに関しても、ちょっとお賽銭をあげて手を合わせるものから願掛けまで幅広く
場所も氏神さまから寺社参詣と、ご近所散歩に観光地までなんでもござれ。
この絵本に出てくる場所も、観光で行ったことある人がそれなりにいそうな気がします。

でもねー
うん。教会もお寺もモスクも(そしてここには掲載されてないけどもちろん神社も)祈る場所なんですよ、本来は。

ということを思い出させてくれるわけです、ハイ。

ページ数は42ページ、それほど暑い作品ではないんですけどね。
読むだけで4日くらいかかりましたよ。

なにしろ絵が全てペーパークラフト。
ちっちゃいドアも窓も階段も、
人も草も木も岩もぜーんぶ!!
製作するのにどれくらいの期日がかかったのか、想像するだにクラクラします。
ああこれ、中村道雄さんの組木絵本のときも感じたなぁ。
この1枚の絵のために著者はどれほどの情熱と時間と手間が必要なのか。
そしてそれが1枚の絵では終わらずに、本になるだけの数を作るという…★

そして、それぞれの場所についての説明が簡潔でありつつもしっかりしているので
内容を読み流すことができず、理解して自分のなかで落ち着き場所を見つけて…という作業がどうしても必要で。

宗教っていう言葉は大きすぎて
胡散くささも含まれちゃったりするんですが
これが「祈り」になると、その宗教心・信仰心のなかでも純粋な部分に焦点を当てていて
そのための場所なんだ、だからこんなに人々が心をこめて、その場を作るんだ
というメッセージがね、どの絵からも、そして文章からもしっかりと背景として伝わります。

スピリチュアルとかじゃなくてね
神様とか信仰とかについて、ふと考えるような
年齢だったりタイミングだったりって
だれにでも訪れると思うんです。
そんなときに
こういう方向性から見つめて考えてみるのも
アリなんじゃないかな、っと
思わせてくれる絵本でした。

もちろん、カタイことぬきで
絵を見てきれい~!でもいいし
海外旅行に行くなんてときに
そうそう、この建物が有名なんだっけ、というのも
もちろんOKですので
この本の現物に出会ったときは
あまり肩肘張らずにページを開いてみていただきたいとも思うのです。

とにかく凝った内容ですから
目が離せなくなること、請け合いです^^






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