しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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グーテンベルクのふしぎな機械

この本、個人的にツボすぎます…♡


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ぼろきれと骨から紙を。ススと亜麻仁油からインクを。そして、鉛と錫から活字を…。グーテンベルクは、どのようにして、それまでだれも見たことのなかったこの、ふしぎな機械を作りあげたのか?活版印刷誕生の秘話。中世ヨーロッパの人びとの暮らしぶりを、あざやかに伝える美しき歴史絵本。

著者はジェイムズ・ランフォード
出版社はあすなろ書房です。


検索してみたけれど、日本で出版されたこの方の絵本は初めてみたいですね。
しかも出版が今年の4月!
著者紹介によると「絵本作品多数」とのこと。他の作品も読みた~い!

タイトルと表紙を見ていただけば
ワタシの興奮する理由もおわかりいただけ
さらに同類の本好きさんはいっしょに盛り上がってくださると信じておりますがw

本ができるまでの工程が
紙やインクや革や金箔などの材料を集めるところから始まり
機械ができて、活字を並べてインクをつけて…と
懇切丁寧に説明されていまして
それだけでもう大興奮!ですのに
さらにもう絵が…!感涙ものなのです。

表紙にまず目が釘付け。
意を決して開いてみたら、表紙の内側遊び紙に印刷された
おそらくは活版印刷の活字が美しすぎて
物語始まってないのにクラクラしちゃいますよ☆

物語が始まってからも
とにかく見開きごとの手のかけ方ったらとんでもなくて。
この本に2年かかったそうですが
むしろ2年でできたということは、取りかかる前のアイデア段階にかける時間がそうとう短かったのでは?と
思ってみたり。

細かい地模様を額縁もしくは壁紙のように使っての誌面構成もめちゃめちゃタイプで
中の絵はというと、空がすごいのです。夜の月、太陽がうつりゆく、おそらくは夜明けの時間帯の色。
晴れた日も、曇りの日も、澄んだ空気の色をうつし。

外から、家の手前の壁をとっぱらってみせているような構図に関しては
気になる方もいらっしゃるかも知れませんが
アップで見せるよりも、ロングでひいて全体を写し取ることを優先させたということなのでしょう。
写実的な絵が、いきなり写真のようなグーテンベルクを大きく見せた時ったら
いやーん、ハンサム♪

ミーハー丸出しで浮かれたりしてww

手描きから抜け出て
贅沢品でありつつも、大量生産が可能になった本作りの現場を
順を追って見せてくれる
この移り変わりは
何度繰り返し読んでも飽きず
どのページも見どころがいっぱいで
自分のフェチを再確認しておりますwww

物語のほかに、巻末に著者と訳者のあとがきもあり
本の第一の大きな変化について書いた本を
印刷技術が根本から変わった、大きな第二の変化の中にあるこの時期に出版することについて
著者訳者それぞれの言葉で語ってくれています。

表紙の色がベージュで
やや地味目なのですが
絶対にだまされてはいけない豪華絢爛な中身の本です。
ぜひ一度、手にとってご覧になってみてください。
ワタシと同じようにひきこまれてしまうことをお約束いたします♪




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