しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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よるのいえ

まだまだ蒸し暑いですね。
眠れない夜に、こんな絵本はいかがでしょうか。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
マザー・グースに着想を得た、やわらかな詩の絵本。2009年度コールデコット賞受賞。

文章はスーザン・マリー・スワンソン
絵はべス・クロムス
訳は谷川俊太郎
出版社は岩波書店です。

日本では「マザーグース」の名前で知られています「ナーサリーライム」。
訳すと『子守り歌・わらべ歌』の類ですね。
誰が作詞作曲かわからないけれど、ハナウタ的に地域地域で歌われ、語られる詩のことです。

ナーサリーライムの本は歴史的にもかなり古いものがあり、
オーピー夫妻のコレクションが有名です。
(日本でも復刻版が出版・販売されたりしています)

そして、この絵本は、
著者のあとがきによると
そのナーサリーライム「これはおうこくのかぎ」などからインスパイアされてできた作品とのこと。
たしかにA→B、B→C … という感じで
積み上げっぽいつながりの詩になっています。

元ネタの「これはおうこくのかぎ」や「これはジャックのたてたいえ」などが
ダイレクトにどんどん繋がっていくのに対して
「よるのいえ」は行きつ戻りつ、方向を変えて…というように
ストレートではなく空中でくるりと転回を二度ほどしてから戻ってくる印象。
ですが
それがすべて広く深い<夜>の中のため
どこでも自由に飛んでいっていいよ、ちゃんと帰ってくるのはわかっているからね
という
深い安心感に包まれている印象です。

本でつかっている色が
白・黒・オレンジがかった黄色という
ビビッドな配色なはずなのに
なんとも落ち着いて見えるのが不思議。
色の分量や、影の入れ方などのバランスがいいのでしょう。
ちっちゃなたくさんの星や、月の光の柔らかさがステキです。

蒸し暑い夜でも
涼しくなって夜が長くなっても
同じように
ゆったりとした気分で読むことができる
おすすめの
おやすみ前の絵本です。






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