しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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ますむら版 宮沢賢治童話集

すみません、今はなき朝日ソノラマ版ですが
読んだのがコレなので…


宮沢賢治作品をますむらひろしがコミカライズしています。
出版社は朝日ソノラマです。

宮沢賢治作品は、サイドバーにカテゴリがありますので
ご興味がおありなかたは、そちらからおいでいただけるとうれしいです。


『銀河鉄道の夜』『グスコーブドリの伝記』などが映画化されたんですよね、たしか。
映画やっぱり観ておけばよかったかなぁ、と、今さらながら思ってしまいます。
マンガは当然ながらモノクロなので
これがカラーで動いていたら、どんなんだったかしら、と。

ますむらさんも本書のあとがきで書いていらっしゃいますが
この本に関しては
「猫として描かれている人たちを受け入れられるかどうか」がキモです。
というか、ポイントはそこしかないと言ってもいいのかも?
おかげで『猫の事務所』が全然特殊に見えないのが難点ではありますがw
そして、『雪渡り』や『どんぐりと山猫』が浮いてみえたりもしますがww

『銀河鉄道の夜』は、なんと2バージョンも掲載されています。
個人的にはやっぱり後のバージョンのほうが好きかな。
こなれているというか、整理されていてスッキリした感じになっているんですよね。
しかし
賢治の難解な世界観をこんなふうに見せてもらえるというのは
ますむらさんのアタマの中身を見せていただいているようでもあり
自分の空想で補った部分との差異を感じとらせてもらうようでもあり
なんとも不思議な感覚でした。
思うにワタシはファンタジーの持つアヤシさ、キラキラさを
過大にデコレーションしていたようです。

ますむらさんはシンプルにわかりやすく描き表してくださるので
ひとり読みで知らず知らずのうちにできている強弱を
ならしてもらい
「ああ、こんな話だったっけ」と
再確認させてくれます。
もちろん絵本もたくさん出ていますけれど
コミックはコマ割されているぶん、絵としての情報量が多いため
取りこぼしが少なくなるような気がするのです。
宮沢賢治って、読んでいても脳内変換が激しくなる作家だったのかな~★

全体が同じ地平に水平に広がることをどう思うか?によっても
この作品の評価は変わるかもしれませんね。
ワタシは好きですが。

どうせなら、『貝の火』が読んでみたかったような…。

この本に収録されている以外の作品をコミカライズされているかは
実は知らないのです。
後日確かめて、他にもあるなら改めて読んでみたいなと思いました。








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