しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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空飛び猫

先日紹介した「ポテト・スープ」村上春樹訳つながりです♪


内容紹介
村上春樹が心をこめ翻訳する素敵な猫のお話セルマ、ロジャ-、ジェ-ムス、ハリエット、翼がはえて生まれた4匹の子猫たち。仲よし4匹は野良犬にもまけず森の中をとび、ハンクとス-ザン兄妹に出会います

文章はアーシュラ・K・ル=グウィン
絵はS.D.シンドラー
訳は村上春樹
出版社は講談社です。

この本って、タイトルは知ってたんですが
なぜかスルーしてまして。
先日「ポテト・スープ~」の紹介記事で『村上春樹が猫好きって知らなかった』と書いたところ
Twitterのフォローさんが『「空飛び猫」の翻訳も春樹ですよ~」って教えてくれました♪

そうだっけ?とあらためて本の情報を見たら
なに?「絵がシンドラーですと?しゃっくりがいこつで好きになった方じゃん!?」てことで要チェックだわん^^

読んでみたらナイスだったので記事にする、とw

えー、まず
今までの書きっぷりでだいたいおわかりと思いますが
ワタシ、春樹さんそこそこ読んではいますが
ハルキストではありません。
ある時期以降の彼の作品の世界観とのズレっぷりが強くなってきたためでして
長編が多い作家さんと内容に対する感覚のズレがでかいのはキツイ★
ということで作品チェックは限りなくゆるいのです。

でも
春樹さん翻訳の絵本を読む機会は何度かありまして。
当然ながらこの場合、物語的構造は海外の作家さんなので
その方との相性があえばオッケー、というのがわかってきました。
すごく好き!ってほどじゃないかもしれないけど
春樹さんは翻訳うまいので、ちゃんと作家の感覚に合わせて訳してらっしゃるみたいなので
すんなり読めるもの多しです。


この『空飛び猫』。
ちまちまと描きこまれた表紙をじっくり見てみると…
猫!リアルだけどかわいいよ猫!
昼間の目が細い猫だよ。にゃあって顔してるよ!
ってことでサクッとわしづかまれww

緻密に描きこまれた絵で、シンドラー作品でいうと『世界を動かした塩の物語』タイプといっていいと思います。

人間が出てくるのは最後のほうにちょこっとですので
猫の絵見放題w
鳥も出てきます。犬も出てきます…が
犬のポーズだけなんか写真から切り取ったっぽいカタさを感じるのはワタシだけ?
猫は翼つきなので、ちょっとぎこちないポーズになってもそっちのが「ぽい」感じがしていいんですよねw
いやでもホント、この猫たち可愛いな~(ぽや~ん♪)
そんでもってフクロウもかっこいい~(でもこの挿絵、ホントはフクロウじゃなくてミミズクだと思う…)。

とかとか
やたらと絵ばっかり褒めておりますが
本の内容に関しましてはですね
ル=グウィンってこんなにストレートにファンタジー書く人だっけ?ということで
ちょっととまどっていたりします。
「ゲド戦記」(過去記事で紹介しています)のシリーズを始めとして
ル=グウィン作品はけっこう読んでる方で、そんでもってわりと好きな作家さんですが
重厚な雰囲気の作品が多いので、この本に関してはギャップを感じますね。
面白いんだけど、知ってるのと違うよ?みたいな違和感。

でもって
対象年齢も低めだし、絵本形式(実質児童書状態)になってるんですから
それならルビをふって
小学校低中学年くらいから自分でも読めるようにしてくれたらいいのになー
とも思います。
子どもよりル=グウィンのファンを優先したのかな?

そんな感じで
ちょっと日本語訳の本は残念な部分がありつつも
ジックリ眺めて楽しんでおりますので
きっと続きの話も読んで、また紹介することでしょうw
Coming Soon!猫かわいいよ猫ww




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