しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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ガブリエリザちゃん


今江さんの名訳をまた1冊発見しました♪


内容紹介
ガブリエリザちゃんはホワイト博士がみつけてきた食虫植物。ところがいたずらばかりして、みんな大弱り。でも、博士の家にどろぼうが入ったとき……。

著者はH.A.レイさん
出版社は文化出版局
翻訳が今江祥智さんです。


『ぼちぼちいこか』のときもすごいわあと思いましたが
このガブリエリザちゃんってネーミングもステキすぎます♪
原題を見てみたら「ELIZABITE(エリザバイト)」でした。なるほど噛んじゃう(BITE)わけねww

今回の翻訳は標準語なんですが
言葉の表記が美しくひねっております。
「食虫植物」を「ショクチュウショクブツ」とカタカナにするだけで
ムムっと目が行くこの不思議。

しかもこの翻訳の文章のひねり方が
レイさんの、かわいいくせしてメッチャ凶暴というガブリエリザちゃんとマッチしちゃってて
ムフーと鼻息が荒くなります。
いいわあ♪

レイさんって「ひとまねこざる」とか「ポケットのないカンガルー」あたりのイメージが強かったので
最初はちょっと驚きました。
あっけらかんとかいていますが、見ようによってはブラックですからねえ。
でもこの甘辛な感じ、読んでるうちにじわじわきます。
ハマる人けっこういるんじゃないかしらん。

見た目のちょっと頼りないホワイト博士とか
スコティッシュテリアのスコティくんとか(そのまんまで、まるでワタシのネーミングセンスのようだわw)
キャラクターはわかりやすく、かつ「らしい」感じで
これまたステキ。
こういうアイコンっぽいわかりやすさがあると
小さい子や絵本にあまり馴染みのない子でも
とっつきやすいですからね。

一貫した行動をとっていても
珍しがられたり、困った行動にされたり
英雄になったりという
周囲の反応が目まぐるしいのも
絵本っぽくて面白いところ。
このあたり、深読みネタになりそうですから
オトナはニヤニヤしながらいろいろ考えてみるのもまた楽し^^

ガブリエリザちゃんの子どもたちの姿も最後にチラッと見えて
ドキドキしちゃったりもしますけど
あそこなら大丈夫だよね…ということで
安心しながら幕引きです。
お芝居ふうの洒落た終わり方に
きっと微笑みながら本を閉じることでしょう。


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