しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

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空を駆けるジェーン 空飛び猫物語

いまのところ、この作品がシリーズ最終巻のようです。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
翼を持った6匹の猫たちは、納屋の前の庭でのんびり平和に暮らしていました。ところが、ジェーンは同じことのくりかえしでしかない毎日に物足りなさを感じていました。彼女はある日、冒険に出かけます。いくつもの農場の上を飛び、たどり着いた都会で彼女を待っていたものは。『空飛び猫』シリーズ第4弾。

文章はアーシュラ・ル・グウィン
絵はS.D.シンドラー
出版社は講談社
翻訳は村上春樹です。

シリーズは
『空飛び猫』
『帰ってきた空飛び猫』
素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち
です。

空飛び猫シリーズ、たぶんこの巻が最終巻になるんでしょうね~。
淋しいですが、ストーリーを読むと
これ以上発展させられない気もしますから、仕方ないのかなー★

2巻で登場してからたいていストーリーの中心にいた末っ子、ジェーンの物語です。
登場したときから感じてましたけど、やっぱり彼女はかなり気が強いタイプです。
いや、自立心が強いタイプと言った方がいいかも?
他の空飛び猫たちはみな同じ時期に生まれたきょうだいで、ずっといっしょに暮らしていたのに比べ
短くとも一匹で暮らした経験のあるジェーンが毛色も気質も違うのは
当然といえば当然なんですけどね。

でもって
そのあふれる自立心でひとり出かけたジェーンはどうなったか?
みたいなお話です。

前作で、お?アレキサンダーとラブ?と思っていたのですが
どうもジェーンにはアレキサンダーは物足りなかったようですね。
なんと言うか、この作品では鼻もひっかけられていない★

まあ、その鼻っ柱が作中で災いすることもあるのですが
結局のところ、若いお嬢さんらしくていいですねってことなのかも。
歯切れが悪い文章なのは、ワタシはこの作品を読んで
うんまあ、猫だからやっぱり飼われるしかないのかな(しかもお母さんのところで)
だったりしましてね。
ちょっと残念というか物足りない気持ちでもあったのですよ。
ジェーンは満足しているようですが…。

村上春樹さんがこの巻でも巻末に英語解説と内容解説を書いています。
彼は疑問には思ってないようです。。。
ジェーンをヒトで言うところの黒人に例えていますが
他の猫たちは白人扱いなのかな?
アメリカだとヒスパニックなんかもいるんですが
白人社会での立場はどのあたりの位置になるのか?かが不明なため
あまり突っ込まないほうがいいのかなーっと思ったり。

猫だし羽ついてるし、若いし女の子だし可愛いだろうしってことで
いろいろスルーになっちゃうあたり、やっぱり若い子最強なのかしらw
オトナが読むと色々ツッコミたくなりますが
同世代で読むと納得とか共感が強くなるのかなー?

個人的には、ジェーンを擬人化して読んだりすると
「結局、安心できて束縛しない飼い主を見つけて過ごすのが一番よ」
ってメッセージに見えちゃって
フェミニズムはどうした!?みたいに方向性がちと違う感じに読んじゃうのですが
そのあたりはホント、読みの個人差があるので難しいかもしれませんねー。

ともあれ
ストーリーとシンドラーさんのイラスト
両方をたっぷり堪能させていただきました。
この記事には書いてないステレオタイプのおっさんなんかも
どことなく憎めなくてナイスでしたw

ちと歯切れの悪い文章ですが、
シリーズすべてを紹介するとこういう感じにもなることありますということでご容赦を★
これにてシリーズ紹介終了といたします。
どうもありがとうございます♪







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