しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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とってもふしぎなクリスマス

そろそろクリスマス絵本の紹介の時期がきましたよっと♪
毎年少しずつですが、季節絵本の紹介は続けていきたいなあ♡


内容(「MARC」データベースより)
これは深い雪に閉ざされたアルプスの小さな村に住む、貧しい靴屋の一家がむかえた、不思議なクリスマスのお話。谷間の村に暮らす靴屋さん、奥さんはなくなって、あとには3人の小さな男の子がのこされました…。

文章はルース・ソーヤー
絵はバーバラ・クーニー
出版社はほるぷ出版です。

過去記事で、バーバラ・クーニーの
「ルピナスさん」
を紹介しています。


ひとことでいうと
「ツンデレなクリスマス」の絵本ですw

チロルの民話を再話したそうでして
サンタさんではなく、ゴブリンのローリン王が訪れたある家の物語です。
(ところで、本の最後で一か所「ラーキン王」ってなってるんですが、間違い…よね?)
清く貧しいために、クリスマスも寒く留守番をしていた子どもたちのところに
おかしな客がやってきて…
結果としては、『かさじぞう』みたいなアレなんですが
やってきてきてからがいやもうなんとも強烈★
なのでふたをあけてみたら…あれっ?と
新鮮に驚けるのですけどね^^

バーバラ・クーニーさんって、つつましい家の物語絵、上手ですよね。
くつやさんの家は、燃やしている火も小さくて、薪を節約してるのかな?ってくらいなのに
テーブルにはちゃんと野の花がいけてあったりして
おとうさんの愛情が濃やかに行きとどいている家庭なのが感じられます。

そしてローリン王のこわいこと!
ゴブリンといっても、大きさは一番年上の子より大きいし
靴先に(滑り止めの?)鋲がうってあるんですよ。
それでけっとばしたりするんですから
とんだ悪人?と思うんですけどねー(^皿^)
ところで、クリスマスにイエス様にお祈りをするのはいいけれど
ゴブリンにもお礼を言わなくていいのかしら★
おかゆをあげるのはどこか違う国?
ヨーロッパは似てるようで少しずつ違う風習があって
それが楽しいのですが、こういうときにはこんがらがりますな。。。

こういう作品って
絵本でももちろん楽しいですが
コミックでも読んでみたいなーと思います。
短編集で、クリスマスアンソロジーの名作選みたいなのがあったらいいのにー!

その場合、この作品の作画は、ワタシの中では山下和美さんに決まっております。
ローリン王のコワくて意地悪な風体、なおかつツンデレな魅力を描き表せるのはこの人を置いていない!
あ、でも山下さんなら『クリスマス・キャロル』も読みたいかも。
あの方のおじいさんおばあさん、魅力的ですからねー。
じじばばといえば、『チャーリーとチョコレート工場』とかもアリか?
…すみません、話があさっての方向に暴走しましたねw

うっすら寒いクリスマスイブと
豊かになって明るいクリスマスの対比がされつつ
家庭のあたたかな雰囲気は共通していて
かわらないつつましさに笑みが浮かぶ作品です。

今年みたいに寒い年に似合う作品じゃないかなーと思います。
書店さんでは入手できないみたいですので、図書館などでお手に取る機会がありましたらぜひどうぞ。

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