しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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せむしの子馬

午年ですので、新年1冊目は馬の絵本にしようと思ってたんです♪



原作はエルショーフ
文章は舟崎克彦
絵は宇野亜喜良
出版社は文化出版局です。

宇野さんの作品は
『バラの絵本(そだててあそぼう)』
を過去記事で紹介しました。

表紙画像がないのが残念ですね~。
「これが宇野亜喜良さん?」って思っちゃうくらい意外な雰囲気なので
宇野さんの絵が好きな方も
すごーく、ってほどじゃないわって方も
この絵本は機会がありましたら、
ぜひぜひ手にとってご覧いただきたいです。

カバーの折り返しにある宇野さんの文章によると
二十代のころの絵だそうですよ。
『当時大好きだったアリスとマーチン・プロバンソンにべったり影響を受けたイラストレーション』
とのことでして
たしかに色合いといい、絵柄といい
みんなが知っている宇野さんの絵とはかなり違います。

でもそれがとっても新鮮!
宇野さんの絵って、たいていデカダンなムードが漂っているのですが
この絵本は
まだまだ行く先が見えない荒削りなエネルギーにあふれた
若々しく愛らしいテイストです。

イラスト先にありき、で
後に文章を舟崎さんがつけたそうですが
誌面構成も見やすくて
元からこういう構成にするためにいろいろ描いて試したんですよ~とか言われたら
そうなんですねー、とうなずいてしまいそう。

ただ
文章に関しては
絵本のページ数の関係か
はたまた、舟崎さんが不要と判断したからなのか
せむしの子馬がずいぶんと優しくなっております。
原作では色々忠告をしたりあてこすりのようなこともチクチク言ったりするんですけどね~。
(でもって、それによってイワンの深く考えない性格が浮き彫りになったり
せむしの子馬とのコントラストがはっきりくっきりだったりもするわけなんですけど)

語り口調の文章でテンポがいいので
読み聞かせにもよさそうですが
絵をたっぷりと楽しめるよう
集団読みよりは
マンツーマンで子どもの反応を見ながら
ゆっくりじっくり読むことをおススメしちゃうかな。

午年のうちに?
まああまりそこにこだわらなくても大丈夫です^^
機会がありましたら、ぜひどうぞ!です~♪




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