しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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魔法のホウキ

すっっっごい!好みの絵本でしたぁ~~~(≧▽≦)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
はるか昔の秋の夜、月の光に明るく照らされた空からマントをまとった人影がひとつ、舞うように落ちてきました。乗っていたホウキが突然飛べなくなったからです。魔女が空へ戻った後、残されたホウキが動きはじめました。

著者はC.W.オールズバーグ
翻訳は村上春樹
出版社は河出書房新社です。

オールズバーグ作品は
「魔術師ガザ―ジの庭で」
「急行「北極号」」
を過去記事で紹介しています。

ワタシ、オールズバーグ作品はわりと好きなんですけど(特に絵のほうが)、
ただちょっとシニカルが過ぎるというか
後味が微妙で、ホラーっぽさが強すぎじゃないかなー?と思うような作品も多いのです。

その点、この作品はラストでニヤリと笑えるという
後味バッチリOKモノでございました♪

で、ですね。
ワタシの素直な感想はといいますと

「こんなホウキがほしーーーーーい!!」

の一言につきます(笑)。

だってだって
とんでもなくおりこうさんなホウキなんですもの!
しかもね?
家事全般せっせとマメーにしてくれちゃうんですよ?
こんなホウキがほしくなくってどうしましょうか!?
いやもうまったく、女性の夢ですよw

でもきっと、ワタシみたいに
ホウキの働きが目当てなヒトのところには
ホウキはこないよな~w

結果的にホウキを引き取り、いろいろ教えた後家のミンナさんは
働きが目当てだったわけじゃなくて
あまりにもホウキがずーっと掃き掃除をし続けているので
どうせなら…と、ほかの家事を教えたわけですからね。
(でもやっぱりホウキだから掃き掃除が好きなんですよね。
土の道で「心ゆくまで掃除を楽しむことができたのです」
というフレーズが
たまらなく味わい深くて、大好きです♪)

そんな勤勉なホウキなんですが
それを面白く思わない人もいるわけで…
というのが物語の展開です。
この起承転結のアクセントというかひねりの部分が大変面白いので
ネタバレしないよう必死で耐えてますw
ぜひ読んで楽しんでいただきたいので~♡

絵はモノクロ写真のような精密さで
どことなくドライな感じ。
とっても緻密に描き込んでいますが柔らかみがあるのは
線の当て方なのか、原画を描いている紙質なのか?
気になるところです。
原画を見る機会とかあったら嬉しんだけどなー!

何度見ても、どう見ても
リアルなのにどこか現実離れした不可思議なムードのこの人の絵は
その世界に入り込む人を
どこかでセレクトしているような気もしたり。

そうはいっても
オールズバーグ作品の中では
クセがなくわかりやすい面白さですので
この人の本、読んだことないけど気になる!という方に
オールズバーグ最初の1冊として
強くオススメ!
する次第です^^










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