しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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アンデルセン童話全集Ⅲ

本日紹介の本は、メチャメチャ骨太でございます☆


商品の詳細説明
国際アンデルセン賞受賞画家ドゥシャン・カーライ夫妻が、4年の歳月をかけてすべてのアンデルセン童話に挿絵を描いた渾身の全集、待望の第3巻。
精巧な筆致で描かれた美しい挿絵は、全編オールカラーの力作。
第3巻には「旅の仲間」「みにくいアヒルの子」「ヒツジ飼いの娘とえんとつそうじ人」「影法師」「すべて、あるべきところに」「賢者の石」「エンドウマメの上に寝たお姫さま」「氷姫」「子ども部屋で」「名づけ親の絵本」「だれが一番幸福だったか」「ノミと教授」など48編収録。
全3巻、ついに完結!

著者はもう紹介するまでもありませんね、アンデルセンです。
絵のご夫妻は
ドゥシャン・カーライ&カミラ・シュタンロヴァー
出版社は西村書店です。

アンデルセンの作品もこのブログではけっこう紹介してますね。
伝記は「アンデルセン 夢をさがしあてた詩人」が名作でございます。


この本を知ったのは、ひこ・田中さんのツイートでした。
ひこさんのTwitterアカウントはこちらです → https://twitter.com/hicotanaka
140文字の簡潔かつ分かりやすい文章で子どもの本の紹介をなさってらっしゃいます。

いつもすごいなーと拝見していますが、紹介本を取り上げてブログに掲載することはあまりないです。
だって、こんなにステキに紹介されてるならワタシが紹介しなくたっていいじゃんよ。
(ハイ、ちょっとヒガミ入ってますねwだってホントに紹介文が毎回素晴らしいんですものー)

さて、そんなふうに意識的に避けていたのに、よけきれなかったのが下記のツイートでございます。
「ひこ・田中 @hicotanaka
『アンデルセン童話全集Ⅲ』(ドゥシャン・カーライ カミラ・シュタンツロヴァー:絵  西村書店)考え抜かれた豪華な描き下ろしに、ため息。挿絵と言うより共演ですね。大きい、重いのですけれど、その大きさ重さが本を読む喜びに誘います。そして忘れてはならないのが、天沼による活きのよい訳文。 via web
2014.01.15 12:07」


全集ってことは当然ですが全作品ですよね?
それに描きおろしの絵がついている?どんなふうになってるの?
好奇心に勝てません★
てことで読んでみたのでした。

全集、どの巻を紹介してもよかったのですが
ひこさんと同じこの最終巻にしたのは
好きな物語が入っていたからです。
「役に立たなかった女」→「「あの女はろくでなし」で紹介しています(ワタシは後者のタイトルのほうが好みかな)。
「エンドウマメの上に寝たお姫さま」の2作品。

そして、知っていたけれど忘れていた作品や
初めて読む作品もたくさん入っていました。
本の最後をしめくくるのが
「からだの不自由な子」っていうのは、なんとも深くていいですねー。

絵ですが
とにかく全部の見開きに挿絵が入っています。
紙はツヤピカで絵がフルカラーで
これ、コストもそうとうかかってません?
西村書店さんは、よそでは出ないだろうなーっていう分厚い絵本をいっぱい出版なさってますが
この全集はまた極め付き。豪華です。

ワタシは横書きの本って読みにくいのであまり好みではないのですが
この本に関しては横書きでも仕方ないなーと納得しました。
だってこれを縦書きにしちゃったら
物語の流れと絵の向きが合わないし
だからって絵を反転させるなんて冒涜はもってのほかだし…。

絵に関しては好みがあると思います
(出久根育さんの絵が好きか嫌いかで判断していただくといいかな。
雰囲気が似ているように思います)が
甘すぎないこと
一本調子にならず、作品によって違う世界をあらわしていること
絵の大きさや位置など、考え抜かれているので
誌面に緩急やリズムがつけられていること
など
本当に素晴らしいです。

全3巻にすべての作品を詰め込んでいますので
分厚く重いのはやむなし、なんですが
大きいのは欠点にはならないですね。むしろ絵をたっぷり味わえるので美点。
描きおろしの絵の点数を増やして
何点か絵本を作っていただきたいな~♡

アンデルセンが好きになって
絵本化されていない作品も読みたい!となったときに
この本を読めばいい、という
なんとも頼もしい本があることがわかりました。

一気に読むのは難しいですが
ときどき思い出して、手に取りたい名作なのでありました♪







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