しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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ジュンと秘密の友だち(紹介前編)

ツイ友さんからご紹介のリクエストをいただきましたの。
うれしいですの~♪


内容紹介
ジュンは小学校3年生の男の子.ある日,1人の男の子が現れてジュンの仲間になった.ジュンは,その子が高圧線鉄塔の化身だと信じるが…少年の日常の中で展開するファンタスティックな物語.

文章は佐藤さとるさん
絵は村上勉さん
出版社は岩波書店。岩波少年文庫です。

佐藤さとるさんの作品は
『おばあさんの飛行機』
『そこなし森の話』
『きつね三吉』
『かえるのアパート』
『だれも知らない小さな国』
『おおきなきがほしい』
を紹介しています。

村上勉さんは、上記の作品の中にコンビ作品も入っていますが
別の文章の方と組んだ
『むぎひとつぶ』
が過去記事にあります。

佐藤さとるさんと村上勉さんのコンビ作品は子どものころにそりゃもういっぱい読みました♪
当時の全集を読んでいたので
今出てる作品集を読み返したらどれくらい網羅しているのかな?って
ちょっとやってみたい気もします。
そういえば、『あかんぼ大将』をやろうやろうと思っていてまだでしたねー★

佐藤さんの作品って、この「ジュン~」に限らずなんですが
とっても日本っぽいファンタジーなのが大きな特徴だと思っています。
『ハリポタ』以降、未曾有のファンタジーブームで、
日本でもファンタジー作家さんが続々と新刊を出していますが
世界観がやっぱり「あちら(外国)」から借りてきたっぽいなあ…
と感じる作品も多いです。
それが悪いわけではもちろんありませんし
時代的なものも大きく関係しているとは思います。
でも
一方で、佐藤さんの作品のように
日本のちょっと湿りけのある、肥えた土のような柔らかいファンタジー作品を読むと
ほっとするというか
ノスタルジーをくすぐられたりするのも確かなんですよねー。

面白いのは
佐藤さんの作品は、日本っぽくはあっても
妖怪などが出てくる江戸系譜のファンタジーが少ないんです。

あくまで「出版当時」の「現代」。要するに「昭和」のお話が多数なんです。
高度経済成長期の
大人がわしわし稼いで景気がよくて文明の発展も目覚ましい
時代全体に勢いがあった時代。
ちょっと乱暴なんだけど、それで許されちゃう
「ダンスィー」っぽい時代でもあったような?

その中の日常で見つけた
ファンタジーとしては小さな出来事を
ていねいに磨くように描き出しているのですね。

主人公は子どもが多く
異世界に行くわけではなく、
自分のいるこの世界、この地域、もっというと近所だったり家の中だったりで
見つけたり知りあったりする不思議。
これがなんともリアリティがあるので
本当に惹きつけられます。
たとえば編み物をする子なら
棒針編みをしながら『おばあさんの飛行機』を思い出したり
マッチ箱を見て、箱を食べちゃう不思議な虫の話を連想したり。
不思議な出来事って、自分の隣にあってもおかしくないよなーと
自然に感じられる作品がたくさんあるんです。

そして
この「ジュン~」ももちろん
そんな作品のひとつですね。



…すみません★
大変申し訳ありませんが
体調&気力の問題で
2記事に分けて、作品の本格的な紹介は
次の記事にさせてくださいm(_ _)m










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