しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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やさしい大おとこ

去年出版された本にしては、えらいクラシカルだなーと思ったら
原書の出版は1955年でしたのココロ★


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
むかし、山の上のおしろに大おとこがすんでいて、ふもとの村の人たちと友だちになりたいとおもっていました。でも、わるいまほう使いのせいで、村人たちは大おとこをこわがって、家にかくれてしまうのでした。ところがある日、小さな女の子グエンドリンが、ぐうぜん、大おとこがこわくないことを知り…?世代を越えて愛されつづけている、アメリカのコールデコット賞受賞画家が贈る、心あたたまる幼年童話。小学校低・中学年~。

著者はルイス・スロボドキン
出版社は徳間書店です。

スロボドキン作品は「百まいのドレス」を過去記事で紹介しています。

大おとこモノって、出版点数はそれなりにあると思うのですが
本当に怖い大おとこって読んでないかも。
「八郎」はそもそもいい大おとこだし
「わがままな大男」は改心するし
「氷の巨人コーリン」はなかなかに間抜けだったりするしねえ。
そういえばワタシ、「進撃の巨人」ってまだ読んでないやー★そのうち読まなくちゃとは思っております、と、
これはチラ裏話。


名前に聞き覚えがあるから読もうと思ったのに
だれだか思い出せず、ブログを検索して思い出しました(←ヲイ★)
「百まいのドレス」の方でしたか。
カラーの絵がちょっとバージニア・リー・バートンとかベーメルマンっぽくて好きなんだなあ♪


この本の絵はなぜか
大男がヒトっぽくて
普通サイズの人間がミョウ~にお人形っぽいというかミニチュアな感じです。
かわいくていいのですが
自称魔法使いの大どろぼうまでなんか憎めないのはよろしいのかよろしくないのか?
まあ、彼ひとりだけ憎々しいとバランスが悪くなりそうではありますがw

半世紀を超えて、もうすぐ60年がたとうとしている児童書ですので
ストーリー的にはわりとのんびりしています。
ひげを伸ばせば声が小さくなるんじゃない?という発言などがありまして
それは当時の子が思いつきそうなことなのかしら?今はそういう考え方ってないよねー、と思ってみたり。

大男と少女が初めて話す場面も、クラシカルな雰囲気で好きですよ。
ちょっと話してすぐに話すことが無くなり
会話がぽつり、ぽつりと間があきつつ続くんですが
今の作家が書いたら
気まずくなるとか緊張するとか入れそうなところでも
それがごく普通のことに書かれているんです。
コミュニケーションに対してあまり構えなくて済むおおらかな時代だったのかもです。

正直いって
すごく突出したなにかがあって憶えている、という作品ではないと思うのですが
でも
とっても子どもの本らしい
安心感に満ちた作品です。

絵本から活字の本に切り替わる時期って
わりと作品数が谷間だったりしますから
この作品みたいに
安定感がある児童書があることを記憶に残しておくと
なにかないかなーって
本を探すときに役立つのではないかしらと思いました。

お役に立ちましたら…




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