しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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22の色 日本の色彩(こどもの色彩感覚を育てる絵本シリーズ)

色の絵本でもあり
日本の文化の絵本でもあります。


出版社からのコメント
子どもたちに伝えたい、日本の色彩。
昔から伝わる日本の伝統色を22選び、紹介します。
ピンクやグリーンという言い方もありますが、美しい日本語は子どもたちに伝えていきたいと思うのです。そして名前 の由来がまたとても楽しいのです。
わかくさいろ、すみれいろ、やまぶきいろ・・・。味わ いのある、いい名前だと思いませんか。

著者はとだこうしろうさん
出版社は戸田デザイン研究室です。

「こどもの色彩感覚を育てる絵本シリーズ」というのは3冊出ているようです。
この本が初めてなので、そのうち他の本も紹介するかも。


和の色についての絵本って、珍しいですよね?
しかもいきなり最初に登場する色が「なすこん(茄子紺)」w
なんで?と思いましたが
インパクト強くてアレっと目が離せなくなるので、それはそれで成功でしょうか。

タイトルの通り、22色の和名と漢字、なりたちなどの簡単な紹介が左ページでされていまして
右ページはその色を地色にして関連するモチーフがシンプルな線で描かれています。
単調なはずなのに繰り返しが飽きないのは
色の順番や組み合わせなのでしょうね。目に心地よいのですよ。

紹介されている色も
食べものや花、動物などの名前が直接ついていて
小さい子でも理解しやすいものばかり。
セレクトも秀逸です。
でもなんで表紙が亀なんだろう…?(中には全然出てこないのでちょっとナゾ★)

絵本には
物語の中に入り込むような、INな面白さと
絵本から現実生活に戻ったとき、フィードバック的に「あ、これ!」と思えるOUTの面白さがあるのですが
この絵本は後者が強く出ています。
絵のモチーフは実物を見られるチャンスがわりと多い
親しみやすいものを中心にしていますので
実際に現物と比較し
ああ、これがこの色なんだな…と
あとでまた思い返すことができます。

そして
和の色彩の本って
大人向けの本はいっぱい出ているのですが
これがまた
詳しすぎて情報量が多かったり
好きな人向けのちょっとマニアックな構成だったり
色をたくさん載せるために、ひと色のスペースが小さかったりと
いわゆる事典っぽいものが多いのですね。

なんとなく和の色の世界に触れてみたい人への
入門書的なものはどれがいいのか?と
迷ったあげく、なんかわかんないまま
カタログ的にいーっぱい載っている本を選ぶこともあったりしまして。
結果、買ったけどあんまり開いてないなーなんてことにも。
(ハイ、そうです。ワタシの話ですよwww)

興味を持ったとき、この絵本が出版されていて、その存在を知ってたら
もっとゆっくりと和の色に馴染んでいけたんじゃないのかなーと思います。
大人じゃなくて、中学とか高校の古文で色の話や衣装の話が出たときにもあったらよかったかもなー。
実際の色を全部見たい、というよりも
こんな感じで色を表現していたんだよーという
ざっくり紹介の副読本的に見られたら楽しかったんじゃないかな。

そういう意味で
うんと小さいお子さんより
言葉の表現は何種類かあるんだよーと
比較に対しての意識が出てくるくらいの年齢を過ぎてからのほうが楽しめる絵本かもしれません。

もちろん大人も楽しめますので
まずは自分が楽しむつもりで手にとって読んでみるのがおススメでございます♪


















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