しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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めうしのジャスミン

デュボアザン作品です。
有名な方ですが、うちのブログでは初紹介ですな。


内容(「MARC」データベースより)
ほかの動物たちが何と言おうと、帽子をかぶるめうしのジャスミン。集団の中にあって、自分らしく自然体で生きることを、ユーモアを交えて描いた絵本。美しい色づかいとストーリーの明瞭な展開が楽しめる。待望の復刊。

著者はロジャー・デュボアザン
出版社は童話館出版です。


この絵本ね
国によって、読者の感想とか人気が違うような気がするのは
ワタシだけでしょうか…?

というのも
舞台になっている牧場の様子が
日本の学校内コミュニティに似てるような気がするんです。
時代的にはたぶん今ではなくもっと昔の、ですけどね。
(いまはきっともっとサバイバルなところだと推測しています)

ある種の風向きがあって
その流れに逆らうと、けっこうバッシングを受けちゃう。
でも
気にしないでスルーしていると
(そしてそれがカッコイイスタンスだと認められると)
こんどは真似をしてみたくなる。

周囲の動物たちは
ジャスミンのマイペースさに振り回されているわけで
面白くないけれど、無視できない心理が
なんともうまく描かれています。

そして
ジャスミンにとって追い風なのは
彼女の選択を、牧場主の家族が支持していること。
この後押しが
時代劇の印籠のようなもので
彼女を農場の女王さまにするのですね。

ワタシは
実のところ、ジャスミンのキャラクターを手放しでカッコイイ!と称賛できないので
あまりのめりこんだ紹介文にならず申し訳ないのですが
この本で勇気づけられる人、けっこういるんじゃないかなと思います。

自分がいいと思っても
周囲の人はバカにするかもしれません。
でも
それはそれ、と
他のいうことを流して続けるという選択もアリ、とってもアリなんです。
(もちろん、この絵本のように、誰の迷惑にもならないというのが大前提ですけどね)

なんていうか
スルーのスキルってけっこう大事ですよ。うん。
そんなことをこの絵本で確認し
自分の好きなことは続けていっていいんだよね、って
自信をわけてもらった気がします。

周囲をうかがってしまいそうなとき
自分の背中をひと押しするために
開いてみたくなる絵本でした。

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