しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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黒い兄弟

書棚の整理をしていて、そういえばいつかいつかと思いながらも
紹介がまだの本だったわねと思いだしました。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日照りの年、ジョルジョのもとに突然あらわれた“ほお傷の男”アントニオ・ルイニ。それは、ミラノからアルプスまでその名をとどろかせる恐ろしい“奴隷商人”だった…。「煙突掃除!煙突掃除をいたします!」食事もろくに与えられず、服はぼろぼろ、はだしで冬のミラノの街をゆく…。つらい仕事とわかっていても、この時代、地方から売られてきた少年たちにほかに生きる道はなかった。アニメ世界名作劇場「ロミオの青い空」原作本。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
秘密結社“黒い兄弟”の一員として迎えられたジョルジョ。仕事にもようやく慣れ、親方からも信頼されはじめるが、運命は、思いもかけない方向に…。いよいよ明かされる、親友アルフレドの秘密…。そして狼団との対決は。秘密結社「黒い兄弟」の仲間たちの波瀾に満ちた物語。

著者はリザ・テツナー
今購入できる上記の本はあすなろ書房から出版されています。
アニメのころは文庫本にもなりましたね。
ワタシが持っているのは文庫本です。



児童書にするかYAにするか小説にするか
かなり悩みました。
年齢等を考えるとYAがいいようにも思うのですが
その年頃らしい葛藤よりも
少年らしい勢いのほうがかなり強い作品でしたので
ここはあえて児童書にカテゴライズします。

名作である、とはかなり以前から聞いていたのですが
タイトルがこう、あまりソソらなかったため
かなり以前に入手して
その後、初読みがなかなかできませんでした。
が!
手にとって読みだしたらテンションが上がり、一気読み。
細切れ読みが向かないみたいで
今でも再読は、たいてい一気にパーッと読んじゃいます。上下巻で2冊あるというのに。

そう、この作品
とっても盛り上がります。しかも少年テイストです。
乱暴かなー?と思いつつ言い切っちゃいますと『少年ジャンプ』っぽいのですね。
ちょっとオトナっぽくはありますが、「ダンスィー」の世界。

当然ながら
煙突掃除をするのは少年ばかりですから
泥臭くて乱暴でケンカがいっぱい出てきて
だけどそのぶつかり合いを通してわかりあったりも。

160年以上前の時代が物語の舞台なので
生活環境とか労働環境がかなり…ですが
だからこその逆境、そして友だちとの結びつきの強さ、もあるのでしょうね。
重い背景が出てきても暗くなりすぎず
強く立ち向かおう!が前面に出てくるため、陰惨な雰囲気にはなりません。
このあたりも少年マンガっぽいなーと思う所以です。

勇気と自分のやるべきこととチャレンジ、
そして仲間との熱く濃い心の交流。
ドキドキワクワクしながら一気に読むのですが
振り返ってみるとわずか数カ月の出来事だったり。
さらにいうとその後のエピローグがいきなり9年後に飛ぶとかね。
コミックでよくみる展開ですが、考えてみたらこの本が書かれた方が
ずーっとずーっと前ですね★

出てくる少女はいかにも『花を添える』感じですが
それも大事な役割ですから
このあたりはまあ、お約束だと思うしかないかもしれません。

表紙とタイトルでちょっとどうしようかなー?と迷っても
ジャンプ系のコミックが好きな方なら『読み!』です。
第一部の前半くらいまできたら
あとはもうひたすら一気に読みすすめることと思いますよ。

時間のないときにスタートしないようご注意を!

最後に老婆心でつけ加えておきまーすww





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