しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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星の使者―ガリレオ ガリレイ―

伝記絵本の紹介は久々です、ね?


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
時の権力者に屈せず、地動説を唱え続けたガリレオ。たとえ罪を着せられても、自分の信念を曲げず、自分の目で見たことを信じる理性と勇気を持っていた偉大な科学者ガリレオ・ガリレイの生涯を細部まで描き込んで、美しい絵で織りあげている。宝石のような一冊。

著者はピーター・シス
出版社は徳間書店です。

シスの作品は
『とおいとおい国の小さなほら話』
『かかし』
を過去記事で紹介しています。

伝記が絵本で読めるっていいよねー

常々思っています。

というのも
自分の興味があるジャンルですごい人がいたら
その人のことが知りたい!と思いますよね。
でも
ひと昔(いや、ふた昔…くらい?w)前だと
活字の分厚ーい伝記しかなくて
ちょっと知りたいレベルの好奇心だと
くじけちゃうことがよくあったんですよー。

伝記含むノンフィクションって
さっくりカンタンな概要本と、ガッツリ書きこみ重量級作品と
2パターンは欲しいなって思います。
(中間があればさらにヨシですけど、
ま、そこまでの贅沢は2パターン揃った後で考えればいーんじゃないでしょうか)

概要本はマニアじゃないかた向けで、わかりやすいのがイチバン。
この絵本はそういう意味で
文章はわりとサラッと書いていますが
絵が非常に繊細で描きこみたっぷり。
本文以外のオマケみたいな文章もたくさんついています。が、まあそれは読みこんでも後回しにしてもw
ということで
自由度の高い作品では?と思います。
(そうはいっても、このタイプの絵本が好きな人は
絵も文もチミチミと時間をかけて読むのが楽しみでしょうから
じっくりゆっくり時間をかけて読む方がほとんどでしょうけれど^^)

でも、じつはワタシがいちばん好きなのは
表紙の内側の絵なんです。
これ、「反則でしょ!」ってくらいステキなの。
物語が始まる前に見ることで雰囲気が伝わりますし
読み終わった、裏表紙の内側にある同じ絵をまた見ると
ガリレオの心境などを考え、涙が滲みそうになります。

タイトルや星座の絵など含め
単純な星好きさん・宇宙好きさんだけではなく
西洋占星術が好きな方にもおススメしたいかな。
(今は「魔女」というワードがかなり好意的に使われていますが
個人的にはその言葉の裏側や過去にあった重みが気になるタイプでして
「キリスト教世界で反キリスト教とされる」ことの恐ろしさを思うと
軽々しくつかいたくない言葉だなーと思っているのです。
そのあたり含めてよんでいただきたいなー、と)

死後350年たって、やっと破門がとかれたというガリレオ。
破門をうけた後は
家からの外出もできなくなった生涯。
それでも、自分の考えを伝えることを諦めなかった人生。

彼の中にある羅針盤、もしくは北極星と表現できそうな
ゆるぎない静かな信念を感じとり
では自分はどうなのか?とふりかえり、考えさせられる作品でした。





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