しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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生命の樹―チャールズ・ダーウィンの生涯―

ワタシの中では、前の記事でご紹介したガリレオ・ガリレイの本と対になっているようなイメージがあるので
引き続きのご紹介です。
(シスさんの書いた伝記作品、たしかコロンブスもあるんですよね。これも気になっています)


内容紹介
2004年ボローニャ国際児童図書展ノンフィクション大賞を受賞した注目の絵本。芸術性が高く、科学の好きな大人の読者をも魅了する。
内容(「BOOK」データベースより)
すべての生き物は神によって創られた―そう信じられていた19世紀のイギリスで、自然淘汰による「進化論」を発表し、世界を揺るがせた博物学者チャールズ・ダーウィン。学校嫌いの少年が、やがて青年になり調査船ビーグル号で、未知の世界―南米、ガラパゴス諸島をめぐる航海に乗りだし生命の神秘に迫る偉大な科学者になったのだ…。小学校低学年~。

著者はピーター・シス
出版社は徳間書店

シスさんの作品は
上記の『星の使者』のほかに
『とおいとおい国の小さなほら話』
『かかし』
を過去記事で紹介しています。


ガリレオとダーウィン、生まれたのは200年弱の違い。
片や有罪となり、片や論争を巻き起こしつつも認められました。
2冊ほぼ同時に読んでいるからなのか
どうしてもこの落差を考えて、読み比べをしてしまいます。

教会の権威の違いなのか?
知名度があがるスピードや周囲の協力者の違いなのか?
ダーウィン自身の慎重さによるもの?
人々の間に、新しい考えを受け入れる要素が増えていたのか?

すべてなのかもしれないし
どれも当てはまらないのかもしれない。
そもそも、シスが作った2作だけに意味合いを求めて比較するのも偏りが強すぎる。
アタマではわかっているのですけれどね…★

ちなみにこの2冊、
同じ方が作っていて同じ版型ですが
ひとくちに伝記絵本といっても、見せかたはいろいろなんだなあ
と感じ入ります。

そうそう、表紙裏側の絵は今作も凝っています。
今度は前と後ろで絵が違う!
わかる象徴もあれば、わからない象徴もありますが
わからないなりにもドキドキワクワクさせてくれますよ^^

ガリレオの絵本と比べての話ばかりで申し訳ないですが
ダーウィンの絵本のほうが地図や写真を貼ったアルバムっぽい感じ。
いや、むしろスクラップブックかしらん?
ちょっとだけ『~ほら話』に雰囲気が似てるような気もします。
色遣いのせいかもしれませんけれど。

絵本の中面はと言いますと
ちまちまと小さい文字での本文以外の書きこみがあるのはガリレオのときも同じ…というか
シス作品の特徴なのでしょうね。
Amazonの内容紹介には「小学校低学年~」とありますが
内容とか細かさを考慮すると、この本の対象年齢というか楽しめる確率は
低学年より中学年以降のほうがグッとあがりそうです。

見どころはなんといってもクライマックスの両方ががばっと開いて4ページ分の見開きが見られる場面。
ダイナミックでセンセーショナルな内容がひとめでわかるような
斬新な誌面です。
閉じたときとのコントラストがまたよいのですよ♪

観察力に優れた学者が未知の世界に行って
新たなものをたくさん見て帰り、のちに発見や分類の本を出す
この流れ、どっかで…と思ったら
『メーリアン』の伝記でした。
こうやっていろんなことが発見され、発表され、理解されていったんですねー。

シスさん、メーリアンの絵本も描いてくださらないかしら。
そしたらどんな絵本になるのかな…♡

シスさんの絵本、たぶんまた近いうちに紹介することになると思います~^^




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