しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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ロボット・カミイ

児童文学作家 古田足日さん死去のニュースをうけて、本日は追悼記事とさせていただきます。


内容紹介
カミイは紙のロボット。いたずらでわがままで泣き虫ですが力もち、幼稚園に入って大さわぎをおこします。集団生活での子どもの心理を巧みにとらえた作品。
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から

文章は古田足日さん
絵は堀内誠一さん
出版社は福音館書店です。

古田さんの作品は
『大きい1年生と小さな2年生』
を過去記事で紹介しました。



古田さんの児童書はクラシックだけれど名作がたくさんで
そのうち、そのうち、なんて
紹介タイミングを待っているようなところがありました。
生前にご紹介したからといって、ご本人がお読みになるわけではないのですが
やっぱり寝かせすぎはよくないかも、ですね。

じゃあ書こうか、って
本を読みなおして、日延べの理由を思い出しました。
ワタシ、カミイのキャラクターがニガテだったんだわw

わがままでいばりんぼで気性が激しくて。
…えーっと、小さい頃のワタシ、ちょっとこんな感じだったのではないかしら…
近親憎悪というやつかもー。
今はこんなふうに傍若無人に振る舞えないから余計腹立つのかもー


「ひとのことをイヤだと思ったら、そのイヤな部分は自分の中にある」
って、自己啓発書にありそうなことを実体験してしまいましたよ。とほほ。

とんでもないやんちゃぼうずなのに
なんだかんだいってカミイは幼稚園でみんなといっしょに過ごせています。
ま、甘え過ぎて好き放題やってたら、
「ひとりグループ」(遊びをするときのグループに入れず、
ひとりだけでなんでもしなくちゃいけない)になっちゃうんですけどね。
それでもあんまり懲りてないw

元気すぎる彼を
どこまで受け入れられるかが、
ズバリ、この物語を楽しめるかどうかのポイントです。
勢いのいい展開ですが、ちょっと強引かしら?と思う強烈さもありますので
女の子より男の子に人気がありそう。

そうそう、
書き忘れてはいけません。堀内さんの絵!
カミイの顔のビミョウな感じがもうたまらないです。
この本
堀内さんの絵じゃなかったら
カミイって、もっともっとイヤなタイプになってたかもなー
ってくらい魅力的。
中の絵はモノクロですが、表紙のカラーを見ていれば脳内変換はカンタンにできますのでw
あまり気にならないでしょう。

おふたりともに鬼籍に入られましたが
作品は残ります。
カミイがロボットの国に帰ったように
著者のおふたりも絵本の国にお帰りになったのでしょうか。

ご冥福をお祈りいたします。










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