しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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コリドラス・テイルズ

ヨシタケさんつながりです。


作家の「私」とナマズの「コリドラス」のおかしな共同生活。コリドラスが語る荒唐無稽な身の上話と、私が書く掌編が交互に登場するユーモア連作集。

文:斉藤 洋
絵: ヨシタケシンスケ
出版社:偕成社
初版:2012年10月2日

ヨシタケさんの作品は
『りんごかもしれない』
『ぼくのニセモノをつくるには』
を過去記事で紹介しています。


正確に言うと、この本がYAとは言い切れないのですが
YA世代に読んでほしいなーとカテゴライズしました。

絵本2冊がブレイクしているヨシタケさん。
他に本は?と思って探してみたら、斉藤洋さんの本に挿絵をつけていらしたのを発見。
ん?斉藤洋さん?
『ルドルフとイッパイアッテナ』の著者の方じゃないですかー!
(ブログ未紹介だよね。今度紹介文書こう。続きも読んでないぞ読みたいぞ)
ということで手に取ってみましたら
面白かったのですよ、むふふ。

Amazonのレビューで「コリドラス好きな方に」と書いてる方がいらっしゃいましたが、
コリドラスてナニ?という方でも楽しめます。ワタシがそうですw
熱帯魚の名前なんですねえ。なんだか呪文みたいw
他にも熱帯魚の名前が何種類可出てきますが、知ってるはずの熱帯魚も正式名称で語られると「?」となりますね。
そこが面白いところでもありますけども。

斉藤さんの文章は、どことなく斜に構えているというか
ユーモアよりもウィットのほうがピッタリくる雰囲気で
それをヨシタケさんの絵がすこーし和らげている感じ。

内容案内では、作家の「私」の掌編とコリドラスの話が交互に…と書かれていますが
掌編がふたつ(2パターン)に対してコリドラスの話がひとつ、計3パターンの話が繰り返されています。
歴史系のパロディとSF、でいいのかな?
ショートショートを3パターン繰り返して1冊。うーん、すごい。
しかも読んでても飽きないんですよねー。
一気読みのテンションではなく、手元に置いてちびちび読みが向いてるかも。
繰り返しがいいリズムになっていて、途中から連作っぽいのが出てくるとそれもまた楽しみになるという。

この世界観というか、アレもあり、コレもあり、でもってどれも面白いんだよーという幅をね
YA世代の入り口で味わったら、どんなだったかなー
その後の読書に影響あったかなー
などと考えてしまうわけです。

時代性世代性と本は切り離せないので
そんなたらればの話は自分にはあまり意味がないかも、なんですが
今、読める世代の人にちょっとおススメしたいなーって。

ヨシタケさんは、絵本しか読んでなかったので
大人を主人公にしている絵が新鮮でしたw
この方のペン画は独特の空気感やヌケがあって、やっぱり好き。
甘くないけど柔らかみがあって、この絵がニガテな方って少ないんじゃないかしらん?

文庫本ほど小さくはありませんが、サイズもコンパクトで持ち運びしやすいので
出先のコーヒーショップなんかでパラッと開いて読んだりしたら楽しそう。
(やってみればヨカッタ、うちで読み終わっちゃったw)
あときっと、熱帯魚好きな方は、そうでない方よりもプラスαで楽しめそうですので
そちらもお好きな方は、魚を眺めながらこの本を読んでみていただきたいです。
魚と目があったりするかも?です。(ないか…?)

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