しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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『春の猫』『銀の台・金の盞』(雨柳堂夢咄其ノ十一 収録作品)

そろそろお雛様の時期ですねぇとTwitterで過去記事をツイートしまして。
真っ先に思い出したのが、この雨柳堂の二巻に収録されているお雛様の話でした。
そういえばしばらく雨柳堂読んでないわあ…と、読み返したら読みふけってしまいww
まあよくある話なんですが
そんなこんなで今回は其ノ十一に収録されています、春先のお話2作品を紹介します。

雨柳堂夢咄(其ノ十一)新版

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著者:波津彬子
価格:936円(税込、送料込)
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著者:波津彬子
出版社:朝日新聞出版

波津彬子さんのカテゴリを作りましたので
雨柳堂そのほかの紹介作品は、サイドバーから記事をご覧いただけます。
(個人的には『鏡花夢幻』が大絶賛でおススメです♡)

雨柳堂は波津彬子さんの作品の中でも、一二を争うくらい大好きなシリーズです。
怖すぎない不思議な九十九神系のお話。
以前の紹介記事でも書きましたけれど
畠中恵さんの『しゃばけ』のシリーズと共通する雰囲気があるのでは?と思っています。

モノにモノノケがついていて、それがいろんなことをしたり
懐かしい記憶を見せたり…という作品が中心です。
クスリと笑える作品あり
あったかくて嬉しくなる作品あり
確かにちょっとコワイかも?という話もありますが
救いようのない暗いストーリーというのはなくて
どこかに「抜き」の部分があるので、安心して読んでいけます。
しかも絵が端正で上品。
和物も中華も絵柄によくお似合いでして
この方の描く唐子たるや、可愛らしくて悶絶モノですよ♪



でもって、雨柳堂は何度もこのブログで紹介しているので
11巻の作品紹介はしてなかったよね?
と、ドキドキしながら過去記事を見なおしました。
大丈夫でしたww

『春の猫』『銀の台・金の盞』どちらも春の花のお話です。
なんの花かおわかりになるでしょうか?
『春の猫』→猫柳

『銀の台・金の盞』→水仙
です。
答え合わせは矢印の先を反転でどうぞ♪

季節の草木や花を見て香りをかぐと
ご挨拶をいただいているようで嬉しくなりますね。
年々「もう○○の時期?早いわー」と思うのには片目をつぶりますけれど(笑)。

そして『春の猫』は最初に出てくる会話が味わい深くて
一度読み終わったら、すぐ読みかえすのがおススメなんです。
ちょっとだけ動く季節によって姿を変えてしまうあの植物。
言われてみれば確かにそうなんですが、作品を読むまですっかり忘れていました。
植えてみたくなります。いけないいけない。うちのベランダはもういっぱいよーwww
ミステリでもないのにさりげない伏線があまりにも上手なので
何度読んでも楽しくてうふふとなってしまいます。

『銀の台・金の盞』のほうはお人形が出てきます。
これがまたねえ、めちゃめちゃに可愛らしい日本人形でしてねえ。
ぽってりほっぺがあんなにかわいいなんて!
お人形だから触っても固いだろうことはわかってますけど
でもちょっとつついてぷにぷにしたーいw
眼もつぶらでちょっと小さめ。でもキュート。
高慢な感じが表情からあらわれているのに、それでも可愛いなんてズルイ!ですよう★

お姫様で気位が高いので、いらないことを言って周囲との摩擦を呼んでしまい
泣かされちゃったりするのもご愛嬌。
店主のお孫の蓮さんにご機嫌をとってもらうときに登場するのが「あの花」です。
お姫様によくお似合いですね。
カラーではないけれど、きっと来ていらっしゃるお着物も、花が映える色合いなんだろうなあと勝手に推測。

そしてそして
雨柳堂から別のお宅へ住み替えしたあとはきっと彼女の表情も変わって
もっとおっとりふっくりしたお顔になるのではないかしらん?
わたしは人形者ではありませんが
かわいがられれば、品物であっても表情がかわりますものねー♡

そんな感じの愛らしい2作品が収録され
そのほかにも秋の物語やお茶の話など、長めのストーリー短めの物語とりまぜて
全部で7作品が読める11巻。
設定を知るために最初の巻は読んだ方がいいかもしれませんが
あとはもうどの巻から読んでも、その時期その内容で楽しめますので
順番はあまり気にしなくてもいいと思います。
骨董やお茶や不思議な話がお好きな方に手に取っていただけましたら幸いです^^


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