しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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あずきとぎ

これはガチで怖かったです★
コワイ本好きな方にぜひ!

あずきとぎ

あずきとぎ
著者:京極夏彦
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

「怖」の巻。水辺にひそむ恐怖の妖怪
しょきしょきしょきしょき。へんなおとがするな。「ああ、それはあずきとぎだ。おばけだよ」
京極夏彦と町田尚子が届ける絵本史上最高の恐怖。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
おばけなんかいないさ。きをつけていればへいきさ。京極夏彦×町田尚子の妖怪絵本。

著者は上記のとおり。
出版社は岩崎書店、「妖怪えほん」シリーズです。
初版はこれも未来のw2015年3月20日でございます^^

京極さんの作品も、町田さんの作品もサイドバーのこわい本カテゴリに入っておりますので
よろしかったらどうぞです♪



京極さんと町田さんのタッグは『いるのいないの』以来ですね。そういえば、あれも怖い作品でした。
あれはこう、なんていうか「はっきりした怖さ」で
この『あずきとぎ』は「輪郭をぼやかした感じの怖さ」。
似ているようで、ちょっと違うんです。

えーっと、『とうふこぞう』はネタバレしませんでしたが、『あずきとぎ』はネタバレさせてください。
お嫌な方は、少しあけますので、以下の文章はお読みにならないでくださいねー。








もの静かというか、ほんのりな怖さなのは
ひとえに「あずきとぎ」の姿が見えないのにあるのかもなー
と思います。
『いるのいないの』のときは、最後にぐわっと見せてましたもんね。
今回は最後まで姿を見せません。音だけ。
しかも音が聞こえると…の場面も直接は描いてないんです。
ひらがなだけの文章で伝わる怖さがなんともじんわり。ちょっとクセになりそうです。

町田さんが描く男の子はつまらなさそうで冷めていて
可愛い顔をしているのに虚無が沁み込んだ感じです。
おじいさんと会話しているときの居場所もなんだか距離感があり
そもそも初っ端から「なんかワケありなのかな…」と勘繰りたくなってしまうようなムードが満点。

だからなのか、ひねたこと言ってて
おじいさんの言うこときかなくて
その結果も、「え?」って驚きよりも
「あーあ…」って、予想めいた落胆のほうが大きかったです。

そしてほんのり怖かったのが犬でしてね。
文章には出てこないんですが、裏表紙でこっちを見ているわ、
男の子が出かけるときはついていってじっと見てたりするんですよ。
あなたの視線、怖いから★
見守っているのかもしれないんですけどね、
賢そうな顔にいろんな含みがあるんじゃない?と…。
しかもですね(以下反転)
男の子の履いてたゴム草履の片方をくわえておじいさんにもっていくとか
ほのめかしがうますぎるだろう!

しかも日本犬。秋田とかかなあ…。犬種と賢さがみょうにつりあっていて
それもほんのり恐ろしいかも。

田舎の景色がとっても美しくて
でもやっぱりなにかが潜んでいそうな深さがあって。
夜もひんやりした感じが素敵です。
春の今読むと、綺麗だなーで終わりますけど、
夏にこの絵を見たら夏のむぅっと暑い空気が伝わるのかしら。
季節が変わったらまた読んでみなくちゃ、ですね。

夏に読よんだら涼をとれる絵本かも?なのでした。

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