しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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ことりぞ

表紙を見るからに秋なんですけど
待っていられないのでご紹介でございます♪

ことりぞ

ことりぞ
著者:京極夏彦
価格:1,620円(税込、送料込)
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商品説明
「妖」の巻。日本の妖怪の原点を描く!
仏壇のある部屋、古いお堂、家と家との細いすきま…。あやしい気配がたちのぼる。
「なにかいますか?」「なにもいません」
京極夏彦と山科理恵がいざなう妖怪の原風景。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
なにかがいる気配…妖怪の原点を描く。京極夏彦×山科理絵の妖怪絵本。

著者は上記のとおり。
出版社は岩崎書店、妖怪えほんのシリーズですね。
初版は2015年3月20日。奥付の日付より早く書店に出ていましたよ。



「妖」の巻…と紹介にはありますが
ネタバレしますと、この妖の姿、ハッキリとは出てきません。
『ことりぞ』…どんな姿だっけ?とWikiってみましたら『隠し神』という項目が出てきました。
ふむふむ、神隠しに連れていく妖怪のことで、各地で呼び方に違いがあるようです。
『ことりぞ』は出雲地方なんですねー。

絵本の舞台が出雲かどうかはわかりませんが
季節といい、場所といい、どこもかしこもすうすうと風がふいているようです。
主人公の少女は人気のない怖い場所を訪ね歩いているはずなのですが
怖さよりも淋しさが前面にあらわれています。

この少女、なんと申しますか、非常に雰囲気があります。
着物のようでもあり、ワンピースでもあり、巫女さんの衣装のようにも見える独特の服装で
能でつかうようなお面をしているのに、そのお面がまた表情豊かという。
秘められた艶かしさがなんとも味わい深いのですよ。
この少女、男性はどんなふうに感じるんでしょう。やっぱり色香を感じるのかしら。

そして、少女と常に一緒にいるのが黒猫です。
『あずきとぎ』では白犬でしたね。この2作品は、合わせ読みが面白い…というか、
全体のトーンが組み合わせて対になるよう作っているようです。
少年と少女、白犬と黒猫、夏と秋。
そしてどちらも妖怪の姿は出てこない…。
うーん、粋でニクイやりかたですわ。

少女の表情もいいですが、猫もまた素晴らしいですよ。
絵の山科さん、猫飼い歴が長いのではないかしら…?なんて勝手に考えてしまいますw
この方の作品もっと読みたい!と思ったんですが、紹介文によると絵本は初のようで残念でした。

そうそう、『あずきとぎ』はつかまってしまいますが
『ことりぞ』のほうは逃げられます。いや、逃がしてもらうのかな?
この対比もいいですねえ。
(そして2冊ではなく『とうふこぞう』を挟んだところに洒脱さがあって、とっても好きです♡)

ただいま季節は春になろうというタイミング。
時期的には真反対ですが、秋に読んだらもっと雰囲気があるのかなあ。
半年先が楽しみかも…ですね。


『妖怪えほん』シリーズ、今回も鉄板の面白さでございました。
堪能いたしました。
が、この後「次はいつ何が出るのかなー?」と首が伸びてしまうかも…。
ファンが『ろくろっ首』になってしまわないうちに、シリーズの続きが出ますようにーwww


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