しろまち堂~こちらも本館ですがただいま休館中の旧館です~

旧ブログ名は『ワタシノスキナコドモノ本』、本の紹介や本に関するアレコレを語る、『しろまち堂』のメイン館でしたがただいま休館中のため、こちらは旧館でございます。『しろまち堂』は『本館・新館』のほか、『~音楽・映像館~』、『~写真・旅行館~』『~縁側~』もございます。煩雑ですがあわせてよろしくどうぞです。

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モンテ・クリスト伯2

続きます。
つーか、読み始めると止まらんです。
他の本がちょっとしか読めてないんですよー(笑)。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
無実の罪で13年間牢獄に幽閉された主人公が決死の脱獄の末、名を変え、姿を変え、華麗なる大変身を遂げる。最愛の女性を取り戻すために、その愛を阻んだ者たちに復讐するために…デュマ生誕200年を記念した、愛と憎悪の炎燃え上がる、世紀の大河ラブロマン。

著者:アレクサンドル・デュマ
出版社:岩波書店(岩波文庫 赤版)
あれ?改版された2007年の日付になってるなー。第67刷 だそうです。

1巻の紹介は前記事になります。
この文をクリックしていただいてもお読みになれますよ♪



この巻でやっと牢獄からの脱出です。
ファリア司祭の執念もなかなかにすごいのですが、
このちょっと過保護入ってる?みたいな親心的な愛情は、読んでいてなんかわかります。
エドモンはおっとりしたところがあるんですよね。
非常に育ちがいいというか、基本的にあんまり欲がなくって
まあ、財宝についても半分本気にしていないのかもしれないけれど、眼の色変えてガツガツしないのね。
そこがいいところなんだけど、頼む!ちゃんと考えてくれろ!でもあったり。

脱出するあたりのドラマはひえー★であり、
マジか!それでホントに助かっちゃうの?スタントマン用意してない?ってくらいハリウッド映画っぽい展開なのですが
(そして助かった後にエドモンがする言い訳は非常に胡散臭かったりもするんですがw)
芝居がかった感じがなんともゴージャスでよいのですよ♪

脱出後、モンテ・クリスト島へ行ったエドモン。
必要なものを手に入れた後、彼の復讐が始まろうとするわけですが
わたしはこの巻のモレルさんに対する恩返しのエピソードが大好きです♡

裏切りの様子を聞き、証拠の品を手に入れた後ですから
壮絶な悲しみと憎しみがあったことでしょうし
不運と誤解の中でも自分をかばってくれたモレルさんへの恩義と愛情はいかばかりか…ですよ。
不運の中でも守ろうとしてくれる家族や周囲の人間がいて
だけどどうにもならない事態に手助けできる自分がいる。
エドモンは神の御手が自分を通して差し出されるのだ、と感じたことでしょうね。

復讐に先立ってよいことができたというこの満足感は
彼の中に光と誇りを与え、荒んだ気持ちを少しだけ和らげたのではないかしら。
こういった、闇の中にさす光がまた物語のコントラストにもなっています。

一度舞台から姿を消したエドモン、モンテ・クリスト伯は
この巻の最後でさりげなく、しかし印象的に登場します。
次の巻から、いよいよ華々しい復讐が、じわりじわりと始まっていきます。
こうご期待!の序盤にあたる2巻目なのでした。

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