ワタシノスキナコドモノ本

しろいまちこのおすすめコドモノ本ブログへようこそ。この中からあなたのお気に入りになる本が見つかったらうれしいです。
Posted by しろいまちこ   2 comments   0 trackback

【雑感】今、絵本・児童書に何を求めているか

正直、まだ練れた内容ではないんだけど
ここ数日考えていたことなどをつらつらと。


震災後、絵本を被災地に的な運動があちこちで行われている。
もちろんそれには大賛成なんだけど
ワタシが実際にそのための本を選ぶとき、真っ先に考えたのは
「大人もいっしょに読んで楽しめるのがいいから
児童書・YA・コミックも入れなくちゃね」だった。
実のところ、その手の本が自宅には思ったより少なくて
シマッタ!と思いましたね。
(自分で読みこんでると本が手ずれしていて、よそに送れるレベルではないのだ★)

そして第一弾は安心できる活動の団体に送り済みなんだけど
後から
(募集対象じゃなくても)大人向けの小説も入れておけばよかったな〜

ちょっと後悔した。
ロマンス系の質のいいやつで、ハーレクインファンじゃなくても読めるようなのを何冊か入れれば
本好きな大人も楽しめただろうな、って。

真っ先に「ロマンス系」と浮かんで
なんでだ?と自問。
絵本もいつもの自分の好みとは違うものを入れていたし
そのへんのポイントって、たぶん共通するものがあるはず。
そう思って考えてみたら
<うっとりできること>
って答えが自分の中から出てきた。


現実離れしててもいい。
というか
ある意味現実離れしてる方がいい。
読んでる間、その世界にひたれるくらいのリアルさは必要だと思うけど
とっつきやすくて
甘やかで
ちょっとくらいご都合主義なところがあってもいい。

送った絵本も、全体的にそんなテイスト。
深い絵本とか
感じるものが多い繊細な絵本とかよりも
すこしぐらい粗いと感じても
ほっこりできる後味のものを選んでる。


ワタシが住んでいるのは
余震も関東にしては少なめな地域。
(Twitterの「揺れてる」ツイート比較)
それでも地震酔いをしたり
不安さで体調が不安定だったりする。

そんなとき
ちょっと現実から視点・感覚をそらせられたら
その分だけ気持ちが軽くなるんじゃないか?

そんなふうにアタマで考えてるわけではないけど
自分の今の読書傾向がそんなふうになっているわけで。

もともと絵本・児童書に求める要素のなかで
「安心感」というのはとても大きく大事なものだと思っているので
それがさらにクローズアップされたわけですね。

自覚できたところで
ちょいっと覚え書きにしておけば
なにかの参考になるかも?と思った次第でした。



しかし、こんなふうにブログに書けたからといって
ヒトとそれを語れるかというと別問題で
Twitterの大人絵本会にも参加できなかったし
ましてや今回はまとめも読めない。
ヒトの言葉で(たとえポジティブな言葉でも強く刺激されると)自分のココロが不安定になるだろうことが予想できるから
これ以上刺激を受けるのは避けたい、のが本音だったりもするんですけどね。














                                                                                                                                                                

Comment

しろいまちこ says... ""
えほんうるふさん

コメントありがとうございます。

酒・煙草・絵本
たしかに嗜好品ですよねw

なにが必要かは人それぞれだし
時期も関係するので
このタイプの問題はホントにひとくくりではいかないと思います。

酒でいえば
ビールか日本酒かウィスキーか?
いやいやどんなに非常時だ贅沢だと言われようと、ボンベイサファイヤが飲みたい!
という人もいる(かも?な)ように
絵本でも
鉄板の「こどものとも傑作集」かほるぷの海外秀作絵本か斎藤隆介&滝平二郎の民話風絵本か
ううん、とにかく無性に「やっぱりいおおかみ」が読みたい!
って子もいると思うんですね。
もしかすると、少し時間がたったら「悲しい本」を読みたくなる人だって出てくるかもしれない…。

そういうことを考えて、このブログでは「絵本生活」さんの活動を今月のトップ記事にしてたりするんです。

最大公約数である鉄板絵本と、ちょいとマイナーだけど面白い絵本がミックスされて届くのは
きっと喜ばれるでしょうね。
届いた先で絵本たちが少しでもたくさんの笑顔を呼び起してくれたらいいな…と思います。
2011.04.14 23:24 | URL | #hufKyueo [edit]
えほんうるふ says... ""
とても興味深い内容でした。
被災地に酒や煙草を送るか否か?って話にちょっと似ていますね。

実は私自身、とある被災地へ絵本を送る活動に参加していて、似たようなことをちょっと思ったりしていたのです。
被災地に送る絵本として何が良いか?と聞かれて、その問いのセオリーを考慮して百年の家だとかせかい1おいしいスープだとか挙げたけれど、それはあくまでもよい子のための良い絵本の範疇から選んだもの。
もし私自身が被災地にいる子どもだったら、そういう推薦図書よりマイナーな「マギーB」や「お友だちのほしかったルピナスさん」で一時でもうっとり出来るほうが、きっと救われるだろうなぁ(実際自分が幼少時それで心の窮地を救われたので)なんて思いが、なんとなく頭の中にありました。

いわゆる鉄板絵本の持つ力は疑いようもないのですが、私のようにとことんひねくれたマイナー偏向人間にしてみれば、「全米が泣いた!」じゃないけど、誰もが認めるランキング上位作品、というお墨付きがあるほどむしろ食指が動かないんですよね(笑)。
でもきっとそれは私だけの問題で、普通に純真な(まして選択の余地がない状況にいる)子ども達には、まずは間違いのないものを与えるべきなのかもしれないね、という考えもあり、「鉄板絵本を送ろう」という活動を否定はしません。

でも、先日仕分けを手伝ったときには選書を任されたので、それぞれの箱によい子のための鉄板絵本だけでなく、ちょっと毛色の違う異色の名作も数冊ずつ忍ばせておきました^^
被災地にもいるであろう「やっぱりおおかみ」な誰かの為に。
2011.04.14 01:37 | URL | #- [edit]

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